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ビジョンミッション成長ブログ

ビジネス書や仕事術、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Android、Xperiaの情報などを紹介。ビジョンやミッションを持って成長していくために参考になることを書いています。

マネジメントと企業の目的『経営の真髄』ドラッカーから【書評・感想】

ビジネス書・本の書評

最近、こちらの本を再読しました。

『経営の真髄』P.F.ドラッカー 

経営の真髄[上] (知識社会のマネジメント)

経営の真髄[上] (知識社会のマネジメント)

 

ドラッカー関係を再読しようか考えているところで、それを考えるにしても、まずはこの本からだろうということで、再読しました。上下巻あります。今回は、上巻を。自分の頭の整理に、気になったところをまとめておきます。

 

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本書は、ドラッカーの『マネジメント』の改訂版です。「Management Revised Edition」を翻訳したものです。

もしドラ」でとりあげられた、『マネジメント』を改訂したものの翻訳ですね。

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

 

 

ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践

ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践

 

 

マネジメントの三つの役割 

「マネジメントには、自らの組織を社会に貢献させるうえで三つの役割がある。それら三つの役割は、異質のものではあるが、いずれも重要である。

 

一 自らの組織に特有の目的とミッションを果たす。

二 仕事を生産的なものとし、働く人たちに成果をあげさせる。

三 自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会的な貢献を行う。」(p.58ー59)

まず、マネジメントには、こういう3つの役割があるということです。

 

目的とミッションを果たすこと。生産的に成果をあげること。社会的な貢献を行うこと。

こういうことがマネジメントにはあって、そのために、マネジメントがある。マネジメントが果たす必要があることは、こういうことということです。

 

マネジメントとは?

マネジメントとは?という話がありますが、どういうようにマネージするかの前に、目的やその役割を理解しておくと、マネジメントしやすいと思います。

これは、組織の話ではありますが、個人の話でも同様でしょう。これら三つを果たすために、自分をマネジメントする。そういうことでしょう。

そして、もしわかりやすくマネジメントとは?ということを言うとすれば、成果を上げて、社会的な貢献をできるようにすること、となるわけです。 

 

 企業の目的=顧客の創造

「企業とは何かを知るためには、企業の目的から考えなければならない。企業の目的は、それぞれ企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的の定義は一つしかない。それは顧客の創造である。」(p.169)

企業の目的は、企業の外にあり、顧客を創造することである。ということです。

社会貢献のためにということもあるのですが、売上は、顧客にモノ・サービスを売って成り立ちます。売上がなければ、利益もなく、存続し得ない。顧客を創造することによって、企業は企業たり得る。

だから、顧客の創造が、企業の目的ということでしょう。

 

企業の目的は?

企業の目的は、何か?利潤の追求。経済学の影響からでしょうか、こういうことを言われることがあります。

しかし、ドラッカー氏は書いています。利益は、企業の存続の条件であって、目的ではない。たしかに、利益がないと、企業が存続していくのはむずかしいでしょう。

しかし、それは条件であって目的にはならない。顧客の創造が目的なのだと。

Amazonが、このところかなりの赤字になっています。これは先行投資をしているわけですが、あまりに巨額になると、資金がショートして倒産ということもあるでしょう。だから、利益、もしくは現金は企業の存続の条件になる。しかし、Amazonは、先行投資で顧客を創造しようとしています。Fire Phoneに投資しているなどです。

今後、顧客を「創造」できないと困ったことになるでしょうけれど、リスクをとって、顧客を獲得するために投資をしているわけです。

 

有機体としてのマネジメントの図

本書には、 「有機体としてのマネジメント」という図があります。

組織の内と外でどういうつながりになっているのか。こういうことがわかります。

ドラッカー氏の著作には、図解がほとんどありません。文章のみということが多いです。これが理解のしにくさにつながっているところがあるように思えますが、本書では、図解がされています。

この図を見ると、マネジメントの全体を理解しやすくなるはずです。

 

ほかはまたの機会に

ということで、自分の頭の整理に、気になったところを書いてみました。

ほかにも気になったところはありましたが、マネジメントと企業の目的を紹介しました。

ほかは、またの機会にでも書いてみようと思っています。

 

経営の真髄[上] (知識社会のマネジメント)

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経営の真髄[下] (知識社会のマネジメント)

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[英和対訳]決定版 ドラッカー名言集

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