SEOの基本
ブログやウェブサイトで、アクセスを増やしたい。
そんなときに、SEOが大切などと言われます。
とは言え、SEOは、なかなかわかりにくいというのがあります。
この『10年使えるSEOの基本』で、SEOの基本を押さえておくと、何をすると良いかがわかってくるでしょう。
目次
第1章 検索エンジンは、なんのために、どんなことをしてるのか
第2章 検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
第3章 検索キーワードを見つけよう
第4章 検索キーワードをサイトに反映させよう
第5章 コンテンツを作ろう
第6章 リンクを集めよう
第7章 SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
おわりに 検索エンジンの進化とこれからのSEO
対話形式で進んでいきます。小難しい話もわかりやすく書かれているので、読みやすいでしょう。
SEOとは「回答」を用意し、検索で取り出されやすい状態を作ること
SEOとは、どういうことか?
「SEOとは「回答」を用意し、検索で取り出されやすい状態を作ること」(p.025)
ということです。
このようになるように、検索エンジンに合わせる。これをSEOと言うわけですね。
優れた独自コンテンツを生み出す力がSEOの原動力
では、どうするかというと、最近よく言われているのは、コンテンツが大切ということです。
「・ほかのサイトにない情報、ほかのサイトよりも優れた情報を作る。
・量よりも質を重視、“薄・広・浅”ではなく“濃・狭・深”
・検索エンジン視点ではなく、検索する人の視点・マーケティング視点で作る。」(p.053)
こんなサイト、コンテンツにしていくことを意識すると良いということです。
読んだ人が「読んで良かった」と思う情報
コンテンツという話だと、要は、読んだ人が「読んで良かった」と思うような情報、コンテンツが検索エンジンに評価されやすいということでしょう。
それは、
役に立った、参考になった、行動につながった、行動を改善できた、楽しかった、
そんなことを感じたり考えたりする、そんな感想を持つようなコンテンツにするということになるでしょう。
マーケティング視点・仮説視点
もちろん、読んで良かったと思ってもらえることを書くということは、結果でしかわかりません。
読者視点になるわけですが、あくまで仮説です。
こういうことを書いたらおもしろいだろうと書いても、おもしろくないと思う人もいるでしょう。
そんなにおもしろくないと思って書いたことでも、読んでよかったと思ってくれる人もいるでしょう。
仮説を立てて、実践していく。マーケティングと同じようなところがあります。
SEM(サーチエンジンマーケティング)などということもあります。 マーケティングと同じように考えて、仮説を立てて、コンテンツを作っていく。
SEOにもそんな仮説思考が必要になるでしょう。
SEOで止まらない
本書でもSEOは一つの手段と書かれています。ウェブでコンテンツを知ってもらう方法は他にもあります。
そして、単に検索で上位に表示されるだけを目指すのだけではなくて、知ってもらったあとまで考えてみる。
そうやって視野を広げてみると、SEOで止まってしまわないで、成果も変わってくることでしょう。
そんな視野を広げるために、本書『10年使えるSEOの基本』 を読んでみると、その入口に立てるでしょう。
SEOの基本を知りたいという方は、読んでみてください。
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