バカだから
人と話していると、「自分はバカだから」と言う人がいます。謙遜しているのか、それとも、卑下しているのか、もしくは他に意図があるのかわかりませんが、こんなことを言う人はいますよね。
多かれ少なかれ、人間にはバカなところがあるでしょう。全知全能の人間は、まだ存在していないでしょうから。
バカだから、どうするのか?
そうだとして、バカだから、どうするのか?
この問いへの考え方で、行動が変わってくるのでしょう。
バカだから、勉強するのか。
バカだから、体力で勝負をするのか。
バカだから、人柄を磨くのか。
バカだから、あきらめるのか。
考え方や選択肢がある
他にも、考え方や選択肢があることでしょう。
頭が良くない。
では、どうするのか?
わたしは本を読んだ
わたしの場合は、本を読みました。
もうちょっと、知識が欲しいと思ったからです。それだけではなくて、自分の考えだけではなく、他人の考えはどうなのだろうという好奇心もありました。
人間を理解することが、自分の理解にもつながるだろうとも思っていました。
他にも、人に話を聞きに行くなどしたりもしましたし、自分で試行錯誤もしてみました。
そして、試行錯誤を続ける。続けて、積み重ねないと、なかなか成果にはつながりにくいですから。
続けることで変わりますね。
自分に能力がないとしたら、どうするか?
自分には、能力や技術がない。
そんなときに、どうするか?どう考えて、どう動くのか?
自分の壁
『バカの壁』という本が、昔ベストセラーになりました。
思いどおりに行かない。そんなときに感じるのは、自分の壁です。
周りがバカだから、うまくいかない、というように考えてしまうのは、結局、自分の壁なのかもしれません。
「自分はバカだから」を、やりたいことができないことの言い訳にしてしまわないようにしたいと思っています。
バカだから、どうするのか?考えると、その後が変わっていくはずです。