考え方やモノの見方。これらに、感情や行動が影響を受けるというのはあります。
たとえば、他人との約束を破らないようにするのは、約束は守るべきと思っているからというようなことがある。
ただ以前書いたように、人生にあらかじめ決められた意味がないのであれば、自分で人生の意味を決めて、そこから、約束は守ると良いのかどうかを考える。
人生に意味はあるのかないのか?人生に決められた意味は無い。だから自由に決めると良い - ビジョンミッション成長ブログ
こういう考え方をしてみると良いですよね。
しかし、そうは言っても、社会でそれなりの時間を生きてくると、社会のルールや常識、自分で当たり前と思っている規範というものを、あらためて考えるというのは、あまりしないことかもしれません。
「べき」を「必要」に変えてみる
だとすると、いちいち、このことをやる意味はどういうところにあるのかということを考えるというのは、大変かもしれません。
言葉を変えてみると、そのきっかけになりますね。
「〜するべき」と思ったら、「〜する必要がある」に変えてみる。
そして、本当に必要だと思ったら、やってみると良いですよね。
する必要があると思えないなら、しなければいいです。
ドラッカー氏の言葉にこんな言葉があります。
「手っ取り早く、しかも、おそらく最も効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は、仕事を定義しなおすことである。とくに、行う必要のない仕事をやめることである。」
行う必要のないことは、やめる。ずっとするべきだと思ってきたことも、今は必要ないことかもしれません。必要ないと思うなら、やめると良いですよね。
「必要」を「やりたい」に変えると
そして、必要だと思うことはやったほうがいいです。
さらに、必要なことがやりたいことなのかも、考えてみると、自分の動機やモチベーションがわかります。
必要だから、どうにかして実行するというのはありますが、あまりやりたいことではない。だとしたら、それは、自分が、求めていることではない可能性があります。
「〜するべき」を「必要」に変えてみて、さらに「必要」を「やりたい」に変えてみる。そうすると、自分がやりたいことがわかってくるきっかけにできます。
自分がやりたいことがハッキリしない。そんな方は、こんなふうに言葉を言い換えてみると、「必要なこと」や「やりたいこと」が明確になるきっかけにできますね。
こうやって考えてくると、やりたいことができるようになって、幸せにつながっていくと思うのです。
12月20日(日)に、このようなワークショップを開催します。自分と周りの人の幸せを増やしたい方は、ぜひご参加ください!