Amazonが、オールタイムベストビジネス書100を発表しています。
Amazon.co.jpは2000年11月1日に、日本で書籍のオンライン販売を開始しました。13年にわたる書籍の販売で蓄積した販売数、カスタマーレビューの評価をはじめとする各種データをもとに、これだけは読んでおきたい「オールタイムベストブック」を選定しました。2013年11月発表の第1弾「小説100」、第2弾「コミック100」、第3弾「児童文学100」に続き、「ビジネス書100」を発表します。
ということで、販売数やカスタマーレビューの評価などから、ベストなビジネス書を100紹介しています。
Kindleでも知ることができます。
Amazon.co.jp: オールタイムベストビジネス書100 電子書籍: Amazon.co.jp: Kindleストア
どの本も読んでみたら、きっと得られるところがある本だと思います。ですから、100冊読むことができる人、読みたい人は、読んでみると良いですね。
ただ、どこから読むと良いか、全部は読むのは大変という人に、さらに10冊、わたしの独断というか、判断で紹介します。
Amazonオールタイムベストビジネス書100からオススメの10冊
順番には、とくに意味はありません。どの本も興味があれば、手に取ってみると良いですね。
1 人を動かす
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 174人 クリック: 3,319回
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すでにこのブログでも紹介しています。
人を動かす三原則『人を動かす』から・デール・カーネギー【書評・感想】
読んでおくと、見方が変わるところもあるでしょう。どうやって人間関係をつくっていくと良いかの参考になると思っています。
2 自分の小さな「箱」から脱出する方法
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 156人 クリック: 3,495回
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本書も、すでにこのブログで記事にしていますし、何度か言及しています。
問題があるとわかっていないことは、大きな問題『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
人間関係をつくるときの参考になる一冊です。わかりにくいところもあるかもしれませんが、読んでみると、きっと役に立つ本ですね。
3 マネジメント[エッセンシャル版]
ドラッカー氏のマネジメントについての本です。 エッセンシャル版ということで、基本的なところを押さえています。
ドラッカー氏や経営に興味がある方が、まずは読んでみると良いと思います。人によっては、少しむずかしいかもしれませんが、言っていることの意味がわかれば、むずかしいということはないのではないかと。意味を捉えることがむずかしいかもしれませんが。
4 7つの習慣
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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生産性が高い人が、どういう習慣を持っているのか、ということが書かれています。
優先順位のつけ方や、協力の仕方などについて知りたい、考えたい方が読まれると、参考になることが見つかる一冊です。
まだ、読んだことがない方が読まれると良いですね。
5 ビジョナリー・カンパニー2
良い会社が、偉大な会社になるには、どうしたら良いか?ということがテーマです。
経営や起業に興味がある方には、なるほどと思うところがありますので、 読んでみると良いですね。
力を集中することの大切さがわかります。
6 コトラーのマーケティング
- 作者: Philip Kotler,Kevin Lane Keller,恩藏直人,月谷真紀
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/04/19
- メディア: 単行本
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これは、マーケティングの基本を知るために良い一冊です。マーケティングの基本を知りたいなら読んでおきたいところです。
ただ、分厚いですし、高いです。
それだけの価値はあると思いますが、まずは解説本などでも良いかもしれません。 いずれにしても、読んでおきたい一冊です。
7 影響力の武器
人は何に影響されて、動かされるのか?
これが本書のテーマです。本書で紹介されているその答えは興味深いですし、知っておいて損はないでしょう。この本が、営業やマーケティングに役立つと言われるのは、やはり人間にはこの本で言われるような性質があるからだと思います。
どのように活用するかは読んだ人次第ではありますが、影響力について知っておくと良いことがわかりますね。
8 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 126人 クリック: 3,690回
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スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンについて書かれています。
すべてはできないかもしれませんが、どこかを真似したり、取り入れたりすることで、プレゼンや伝え方が変わってくるはずです。そして、伝わり度合いも変わっていくでしょう。
ジョブズ氏のプレゼンから学びたい方はぜひ読んでみてください。
9 アイデアのちから
こちらの本は、マルコム・グラッドウェル氏の『ティッピング・ポイント』から着想を得て、記憶に残るような粘るアイデアはどういうものなのかということについて書かれている本です。
口コミなどで広まるような話やアイデアは、どういう要素があるのか。
そういうことに興味がある方が読まれると、きっと得るところがありますね。
マーケティングなどに興味がある方は、読んでおきたいところでしょう。
10 道をひらく
松下幸之助氏の本です。
このAmazonのオールタイムベストビジネス書100では、翻訳本が多いです。ここまでの9冊も、いわゆる洋書の翻訳のものになってしまっています。
最後というか、まずはこちらの『道をひらく』を読んでみると、上の9冊や他の本も活きてくるのではないでしょうか。
考え方やいわゆる精神論的な話が多いですが、テクニックばかりではなく、そういうことも大切ですから。
まずは10冊ほど読んでみては
100冊どれも参考になるところがあるビジネス書だと思います。とは言え、これまで読んだことがない人だと、いきなり全部を読むというのは厳しいでしょう。
まずは、自分が興味を持った本を10冊ほど読んでみると、仕事にも役に立てられることもあるでしょうし、他人との関係も改善できるかもしれません。
そして、知識が増えれば、他の本を読んだりするときに、理解が速くなったり、深まったりするはずです。
ということで、上の10冊でも良いでしょうし、他の本でも良いと思いますので読んでみてはいかがでしょうか。
Amazonのオールタイムベストビジネス書100
ビジネス書の新刊情報などは、以下よりどうぞ
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