働く習慣と幸福の関係『幸福の習慣』【言葉】
働く習慣と幸福の関係
「ギャラップ社の創設者ジョージ・ギャラップが1958年に行ったある調査では、人が90歳まで長生きできるかどうかは「仕事の幸福」次第であることが明らかになっています。この調査で、彼は95歳以上のアメリカ人を何百人もインタビューしました。
1950年代のアメリカでは、男性は平均65歳でリタイアしましたが、95歳以上まで長生きしている人は、平均80歳まで働いていました。しかも驚くべきことに、彼らの93%は「仕事に非常に満足していた」、86%は「仕事がとても楽しかった」と答えていたのです。」(p.44)
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仕事が楽しいほうが充実感を味わえるでしょう
少し古い調査です。今もそうなのかは、この本からはわかりません。
しかし、仕事が楽しいほうが充実感を味わえるでしょう。
この記述の前に、退職を前にするともっと働きたいと考える人が多いということも書かれています。その理由は、退職後の楽しみがわからないからということのようではありますが。
いずれにしても、それなりの長い期間働くとしたら、仕事が楽しいほうが楽しくないよりも良いですよね。
そして、それが生きがいなり、やりがいになって、長生きにもつながっているとしたら、なおさらでしょう。
仕事が楽しいと思えるには?
では、仕事が楽しいと思えるには?
「「仕事が楽しい」と思える人に共通する点がいくつかありますが、その中で最も重要なのは、「毎日、強みを使う機会がある」ことです。」(p.44)
自分の強みを発揮できる機会がある。
これが、仕事が楽しいと思える理由だろうということです。
人によってその理由は異なるとは思いますが、強みを発揮できれば、自分の効能感につながるはずです。そうなると、やはりうれしいですよね。
自分が仕事で何かを生み出せる。役に立てる。そういうことを感じられると、仕事のやりがいにつながるでしょう。
長生きは、仕事の楽しさ次第かも。仕事を楽しめるかは、自分の強みを仕事で発揮できるかどうか。
こういうことですね。
自分の強みなどを知りたい方は、こちらなどが参考になるかもしれません。
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