『自分を超える法』
何かを実現したい。そういうときに、いろいろな「障害」があると思いますが、中でも一番の障害は、「自分」でしょう。
今の自分を超える。
結果としてですが、何かを実現した時というのは、今の自分とは違っていると思います。
こちらの『図解 自分を超える法』は、そんな今の自分を超えるための方法というか考え方のヒントを教えてくれています。
こちらの『自分を超える法』の本の図解版です。
本書では、5つのこと、「成功の心理学」「お金のつくり方」「リーダーシップ」「世界観をつくる」「文章の力」ということについて書かれています。
どれも知らない人にとっては、興味深く読むことができると思いますが、なかでもおもしろいのは、「お金のつくり方」ですね。
1円も使わずに「起業」する方法
起業するためには、それなりのお金・資金が必要でしょう。ただ、そう考えてしまうと、お金がないから起業できないと考えてしまって、自分に制限をかけてしまいます。
そうではなく、どうすればお金がなくても起業できるか?と考えてみる。
そうすると、お金がなくても起業できる方法を思いついたりするかもしれません。もしくは、その方法を人に教えてもらおうと思うでしょう。
この本では、具体的なアイデアがいくつか紹介されています。ここがおもしろいのですが、まずは、お金がないと起業できないと考えてしまう自分を超える必要があるということがわかります。
成功の80%は心理で決まる
このように本書では書かれていますが、心理という言い方が良いかはわかりませんが、考え方で変わってくるということはわかります。
「失敗こそ自分を高めるチャンス」(p.25)
こういうことは言われることがありますが、そんなことはないと思ってしまえば、失敗はただの失敗になってしまうでしょう。
もちろん、失敗を活かす方法を知っているということも大切ですし、実際に行動を起こすということも大切ですが、その前に、考え方がそうなっていないとしたら、方法を知っていてもその方法をやってみようとも思わないでしょうから。
行動の前に考え方がある
やはり、行動の前に考え方があるのでしょう。
考えたことを行動に移そうとしますから。
だとしたら、どういう成果を求めて、どういう行動をするか。
これを考えたいところです。
考え方を選ぶ
成果や行動の前に、考え方を選ぶ。
そういうことがある。
だから、求める成果に合った行動は何か。考え方はどういうものか。これらを知っておくと良いですよね。
成果に合った、適切な考え方を選ぶ。これが大切なのだと思います。
本書で言えば、自分を超えられるような考え方ということになります。
今の自分を超える
自分のボトルネックは、自分。限界を作っているのは、自分。
こういうことはありますよね。
そして、その限界やボトルネックの原因の大元の多くは、考え方だったりします。
考え方が、今の自分を超えることの妨げになっていることがあります。お金がなければ起業できない、といったような。
本書は、そんな自分の考え方の制限を取ってみる。こういうことが、まずは、今の自分を超えるには必要ということを考えることができる本ですね。
関連記事