自信はないよりは、あったほうが良いですよね。過信になってしまうと失敗につながってしまうかもしれませんが、自信がないと不安になって動けないということもありますから。
このところ、自信について考えていたりします。そんなことを考えているので、本書を読んで自信について考えるなどしました。
小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
9つのステップとあり、それは、本で言うと、章に当たるものが9つあります。
ということで、目次がそのまま、9つのステップとなっています。
目次
1 心の奥の「自信のなさ」に気づく
2 「折れない自信」の正体を知る―「DOの自信」と「BEの自信」
3 無理に「自信をつけよう」としない
4 「自信がない」のウソを見抜く
5 「今はこれでよい」と受け入れる
6 「ありたい自分」をイメージしてみる
7 「自分はどう見られているか」を考えない
8 「自信を失わせる相手」にふりまわされない
9 「小さな行動」で一歩踏み出す
「本当の自信」を手に入れる9つのステップは、この9つということです。
この中から、とくに気になったものを紹介しつつ、自信について考えたところを書いてみようと思います。
「折れない自信」の正体を知る―「DOの自信」と「BEの自信」
DOの自信とBEの自信ということで、行動から得られる自信と、こうありたいという存在から得られる自信の違いを説明されています。
そして、
「BEの自信」に支えられた「DOの自信」は、人生を豊かにしてくれます。これこそが、「本当の自信」です。
こうありたいという存在に支えられた、行動による自信が、本当の自信ということです。
たしかに、両方あると良いですよね。存在と行動両方に自信があると、折れない自信になるでしょう。
そして、もしどちらかということなら、BEなのかもしれません。病気や怪我などで、行動できないということもあるでしょうから。
ありたい自分をイメージしてみる
では、どういう自分がありたい自分かを考えたいところです。
完璧を手放して、小さな自分でも良い。今の自分から近いところで考えて良いということです。
もちろん、大きな自分、理想の自分を考えてみても良いと思います。ただあまりに現実から離れていると、自分の理想と現実の乖離に落ち込んでしまうということがあるでしょう。だから、ありたい自分は、ほんの少し良い自分でも、構わないということです。
自信を失わせる相手にふりまわされない
批判してくる人の言葉で自信を失ってしまう。そんなときもあるかもしれません。
批判には、「そう思います?」などと返してみると良いということです。
相手の評価は相手の評価なので、自信は失わない。「そう思うんですね。」などと伝えるだけで、相手の評価にふりまわされない。そういう心構えでいると、相手に左右されにくくなるということです。
たしかに、相手の評価は相手の評価です。それでも、自分に自信があれば、自分の評価は違うと思えるでしょう。
かなり変わりそう
ここでは、3点紹介しましたが、9つのステップすべて行うと、かなり自信について変わりそうだと思います。わたしは、結構変わったように思います。まだやってみたばかりなので、大きな成果があるわけではありませんが。
自信も考え方で変わってくる。
本書を読みながら、思ったことです。
もちろん、行動でも変わってくるでしょうし、成果でも変わってくるはずです。ただ、本書の言うように、「あり方」で変わってくるところもあるように思いました。
自信をつけるステップを試したい方が読んで、試してみると良いですね。
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