これから起業したい。といっても、はじめて起業する際には、わからないことが多いものでしょう。
そんなときには、知識だけでも知っていると、行動に移しやすいですよね。ということで、起業のおすすめのビジネス書・本を15冊ほどまとめておきます。
個人事業からスモールビジネスから少し先ぐらいの話が中心の本が多いです。
ビジネス書の新刊はこちらをどうぞ。
起業のおすすめビジネス書・本15冊まとめ
『起業の技術』
7000人の社長が学んだ「経営の12分野」
どのような分野でも
「成功の型」のようなものがあります。
天才と言われる人でさえ、
そういった基本を土台にして活躍しているのです。しかし、ほとんどの起業家は、その「型」を知りません。
だから、失敗するのは当然です。本書の目的は、その「成功の型」を知ってもらうことです。
まずは、本書ですね。
1冊で済ませたいなら、この1冊だと思います。スモールビジネスを起業したいという人は、本書を読めば、一通りのことがわかると思います。
本書で書かれていることは、押さえておきたいですね。まずは、こちらはおすすめです。
『賢者の起業術』
アップルとシリコンバレーで学んだ賢者の起業術 (楽天ブックス)
計画に必要なことはしっかり計画する。必要だと思われる準備はしっかりする。 その上で、実行する段になったら、すばやく実行する。そして、変更も辞さない。 こういうことが、失敗しないためには必要ということです。
『賢者の起業術』イノベーションを生む11のポイント - ビジョンミッション成長ブログ
AppleのMacintoshのエヴァンジェリストで、現在はベンチャーキャピタリストのガイ・カワサキ氏が、スタートアップとしての起業術について書かれています。
戦略など様々なことについて書かれています。
こちらも読んでみると、気がつかされることが、いろいろあるはずです。
『リーン・スタートアップ』
思い込みは捨てて、顧客から学ぼう!「構築‐計測‐学習」というフィードバックループを通して、顧客も製品・サービスも生みだし育てるシリコンバレー発、注目のマネジメント手法。
この「構築ー計測ー学習」のループを回す。このループを回せるように、会社を調整する。こういうことが、スタートアップには必要ということです。
リーンスタートアップ:構築ー計測ー学習【書評・感想】 - ビジョンミッション成長ブログ
リーン・スタートアップ。構築ー計測ー学習のループを回すこと。
起業は、想定していたとおりにいかないこともあります。そんなときには、その経験から学習して、別の道を探すというのもありです。
そういう考え方ができると、失敗も活かせるはずです。ということで、こちらも、起業したい方に、おすすめの本ですね。
『ビジョナリー・カンパニー2』
『ビジョナリーカンパニー』の著者が7年ぶりに書き下ろす飛躍企業11社の秘密。
良い企業が、すごい企業になるには?『ビジョナリーカンパニー2』【書評】
良い会社が偉大な企業になるには、ということがテーマの本です。
ビジョナリー・カンパニーを目指したい方は読んでみると良いですね。どこに集中すると良いのかといったことがわかります。
かなり有名な本です。
良い企業になったら、次のステップを考えるために、読んでおきたい本ですね。
『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法』
テスラモーターズ、ウーバー、エアビーアンドビーなど、数年で大きく飛躍する企業が次々と登場している。その成長は、直線的ではなく、指数関数的な急成長だ。なぜ、彼らは飛躍できたのか―。シリコンバレーで2008年に創立され、世界の優秀な起業家や有名企業の幹部が通うシンギュラリティ大学の専務理事である著者が、飛躍するビジネスを徹底分析する。
飛躍する企業には、どういった特徴があるかがまとめられています。
自社に何が必要なのか。そういうことを考えるのに参考になります。
成長や飛躍を目指したい方が読んでみると、参考になる一冊です。
『ハイパワー・マーケティング』
伝説のマーケティング・バイブル
全米ベストセラーが遂に上陸。米国トップコンサルタントであるジェイ・エイブラハムが、そのマーケティングの極意を書き記した『ハイパワー・マーケティング』。業界を制圧し、他社を圧倒的なパワーで凌駕するノウハウが、豊富な事例と共に説かれる。
卓越の戦略、アップセル/クロスセル、USP、先制のマーケティング、リスク・リバーサル、BTRF、A/Bスプリット、紹介システム、ジョイント・ベンチャー……すべてはこの1冊から始まった!
売上を増やして、ビジネスで成功するには?ハイパワー・マーケティング【書評】
マーケティングは大切ですよね。そのマーケティングの基本的な考え方がわかります。
売上を増やして、ビジネスで成功するための方法や考え方がわかりますね。
マーケティングについて考えたい方は、まずは本書を読んでみると良いですね。おすすめの一冊です。
『超★ドンブリ経営のすすめ』
お金の流れが一目でわかる!超★ドンブリ経営のすすめ(楽天ブックス)
「決算書くらいは読めないと…」なんて思っていませんか?そんな必要ありません!本書が教える、たった1枚の図があれば「お金の流れ」と「経営の勘所」が手に取るようにわかります!
起業したら、帳簿が読めないと困りますよね。
簿記がある程度わからないと、ビジネスをやるのは、むずかしいでしょう。
ただ、いまいちわかりにくいです。まずは、図で理解しておいて、そこから決算書などが読めると良いのではないかと思います。
ということで、こちら本で図解で理解して、そこから、さらに帳簿を読めるようになるといいですね。
『はじめの一歩を踏み出そう』
全米ベストセラー!「起業術バイブル」がついに登場!
本書は旧版もあわせて、20カ国語で翻訳され100万部以上の売上実績を持つ E-Myth Revisted の邦訳です。米「Inc.」誌(2000年10月17日号)が行った起業家向けアンケートでは『7つの習慣』『ビジョナリーカンパニー』を抑えてビジネス書として第一位に選ばれ、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん』シリーズでは推薦書として取上げられています。
一人起業だとしても、ビジネスの役割を考えてみるというのは有益です。
そして、チームでビジネスを行うなら、どうやってビジネスの役割を考えて、継続的なビジネスにしていくのかを考えておきたいところです。
ということで、本書では、ビジネスの組織的な運営のようなことを考えるヒントがありますね。
個人からチームに移行したいという方が読んでみると良いと思います。
『スターバックス 成功物語』
北米1400店舗を誇るコーヒーショップチェーン・スターバックスの最高経営責任者が語る、成長と成功の記録。わずか5店の小さな会社が社員本位の経営によって全米有数の企業に成長するまでの戦いを描く。
スターバックスがどうやって成功していったかといったことを読むことができる本です。創業者のシュルツ氏が書かれています。
起業してどうすると成功していくことができるのかということが、物語として理解できるところがいいですね。規模感は、それぞのれビジネスによって違うと思いますが、ビジネスが成功するときの流れというものは、だいたいこういった感じになることが多いので、読んでおくと、成功までの流れをイメージしやすいと思います。
物語で、物事を理解したい人には、本書が良いですね。
『起業家はどこで選択を誤るのか』
だれと起業するか?だれを雇うか?だれに投資してもらうか?ハーバード・ビジネススクール教授による10年間、1万人の起業家調査が明かす成功と失敗の分かれ道。
起業すると、選択を迫られることが多いです。
起業前にどういう選択があるのかを知っておくと、前もって考えておくこともできるでしょう。
選択によって、結局、うまくいかなということがあるというか、多いですね。9つのジレンマを知っておいて、自分ならどう選択するか知っておきたいところです。
『京セラフィロソフィ』
何を大切にするか。そういう哲学があると、組織としてまとまりやすいです。
京セラは、今でこそ大企業ですが、もともとは中小企業です。その京セラのフィロソフィを、創業者の稲盛和夫氏が解説されています。
自分の会社の哲学をどうするか、といったことを考える際に、参考にしてみると良い本です。
『イノベーションと企業家精神』
本書は、一九八五年、著者七五歳のときの著作である。イノベーションと企業家精神が誰でも学び実行することができるものであることを明らかにした世界最初の方法論である。
イノベーションを成功させる3つの条件・ドラッカー『イノベーションと企業家精神』から
イノベーションが起こせると、差別化につながって、売上や利益を増やしやすくなります。
本書は、ドラッカー氏による、イノベーション論です。起業家として、イノベーションを起こすチャンスがどこにあるのか。どうすると、イノベーションを起こしやすくなるのか。こういったことが書かれています。
イノベーションを起こしたい起業家の方が読まれると参考になる本ですね。おすすめです。
『99%の社長が知らない銀行とお金の話』
99%の社長が知らない銀行とお金の話 [ 小山昇 ](楽天ブックス)
デキる社長が教える、会社のお金の増やし方。何があっても潰れない、強い会社をつくる銀行交渉術。
銀行との付き合い方。知っておきたいところですよね。
なぜ「借金したほうがいいのか」といったことがわかります。起業すると、お金の話が出てきます。そして、銀行との付き合いもあります。
そういう中で、銀行とどうやって付き合うかなどを知っておくと、融資なども受けやすくなるでしょう。
こういったことも知っておくと良いですよね。
『社外プレゼンの資料作成術』
「2.5秒」で伝わるスライドのコツ、「数字×質問」が最強のイントロ、「開始30秒」で共感を得る方法、「7ヒッツ」で記憶に刻み込むなど、孫正義社長のプレゼン資料をつくった著者のノウハウを全公開!
営業などでプレゼンをすることもあると思います。
社外プレゼンの資料の作成方法がわかります。プレゼンの技術は、それなりに持っておくと良いですよね。
社外プレゼンの資料の作成方法がわかるので、一度読んでみると良い本ですね。
『影響力の武器』
セールスマン、募金勧誘者、広告主など承諾誘導のプロの世界に潜入。彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ。
人を動かすことができると、ビジネスはうまくいきやすいでしょう。マーケティングや営業にしても、商品を買ってもらわないとならないわけですが、そういうときにわかっておきたいのは、人間の心理でしょう。
営業本も良いのですが、その前に、人間心理をわかっておけば、自分で考えて動くこともできる。
他にも、取引先や銀行との交渉、従業員を動かす方法なども、人を動かす影響力はどういうものかを知っておくと、違ってきますよね。
ということで、起業に直接は関係ないですが、読んでおくことをおすすめします。
まずはこれらの起業のおすすめビジネス書・本15冊から
この他にも、知っておくと良いこともありますし、営業やブランディング、交渉、コミュニケーションなどの話もあります。
それらは、またありますが、まずは、この15冊といったところでしょうか。似たような本もあるので、全部を読む必要はないですが、自分に必要そうな本を読んでみると良いですね。
起業やビジネスは、「仮説ー検証」を回していくということだと思います。お客様が欲しいだろうと思う商品・サービスを作って、それを売ってみる。それで売れないなら、どうしたら売れるのかを考える。この繰り返しですね。そのヒントに、こういった本を読んでみると、行動へのアイデアが出やすくなると思うので、読んでみてください。
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