FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグ氏。
女性の社会進出やキャリアについて積極的に発言をされていますが、以前はそんなことはなかったということです。
そういった考えに至る過程や女性の活躍などについて参考になるのが、こちらの『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』です。
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
- 作者: シェリル・サンドバーグ,川本裕子,村井章子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: ハードカバー
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この中にこのような言葉がありました。
自分には力がないと考えたとき、人はもうあきらめている
「リスクをとること、成長に賭けること、チャレンジすること、しかるべき昇進を要求すること(もちろんにこやかに)。これらはどれも、キャリア・マネジメントで重要な要素である。最後に私の好きな言葉を紹介しよう――「自分には力がないと考えたとき、人はもうあきらめている」。作家のアリス・ウォーカーの言葉である。」(p.90)
作家のアリス・ウォーカーの言葉だそうです。
自分には力がない、できない。そう思ったときに、人はあきらめてしまうものでしょう。
女性は、男性に比べると、自分には能力がないと思いがち、もしくは、地位に自分がふさわしくないと考えがちだそうです。
そのように考えるのではなく、成長しチャレンジする。このように意識を変えることで変わっていくということが本書で書かれています。
できるかできないかは、やってみないとわからない
どんなこともできるかできないかは、やってみないとわかりません。なぜなら、未来は誰にもわかりませんから。
もちろん、これまで仕事で失敗ばかりしてきた人が、昇進して大きな仕事ができる可能性は低いでしょう。
そうではなくて、それなりにキャリアを積み上げてきたのであれば、少しぐらいのハードルが高いこともなんとか挑戦してできそうなことについては、やる前からあきらめるのではなく、どうしたらできるかと考えてみてもよいと思います。
前かがみになる
「Lean in」とは傾く、前かがみになるといった意味の言葉だそうです。
誰でも、やったことがないことはうまくいくかいかないかわからないですから、怖さを感じるものでしょう。
それでも、自分に力がないと思って、始める前からあきらめるのか。それとも、やってみないとわからないから、挑戦すると考えるのか。
前かがみになってみて、力を注いでやってみたら、できることもあるでしょう。仮にできなかったとしても、次に活かせば良い話だと思います。
そんなことを考えさせられる言葉です。そして、本でした。
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
- 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/01/13
- メディア: ペーパーバック
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