モチベーションより大切にしたいこと。行動と実行の違い

モチベーションややる気よりも、わたしが大切にしたいこと。

それは、実行です。

もちろん、やる気がないより、やる気があったほうが良いとは思います。

しかし、どんなにやる気があっても、実行しないことには、実現することは、ほとんどないでしょう。

「意識高い系」が批判などされてしまうのは、言っていることはいいことかもしれないけれども、やっていることがイマイチだからでしょう。

「意識高い系」は、「質の高い行動系」に変わったほうが良いですよね。意識が低くても、質の高い行動ができれば、目標や目的は達成しやすいです。まあ、批判している人も、実行していないのであれば、結果は大差はないのですが。

質の高い行動？

ただ、大切にしたいとは思っていますが、簡単にできるというわけではありません。むしろ、簡単にできないからこそ、どうにかできないかと考えたり、情報を探したりしています。

モチベーションややる気を高める。

それは、質の高い行動をするよりは、それほどむずかしいことではないのではないでしょうか。

ちょっとした工夫で、意外とちょっとやる気が出てくるものだと思います。

モチベーションはどこから来るのか？『モチベーション3.0』からモチベーションを考える 

ちょっとやる気が出ないとき、やる気を出す10の方法

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

しかし、質を高めたいという場合、何が質の高さにつながるのかがまずわかりにくい。そしてわかったとしても、たいてい実現するのは簡単ではなかったりします。

質の高い行動とは？行動と実行の違い

質の高い行動とは、目標や目的を達成しやすい、そういう行動だと思います。

たとえば、同じ１００万円の商品を売るとして、１回の営業で１００万円売るのと、１０回の営業で１００万円売るのでは、前者のほうが「質が高い行動」ができていると言えるでしょう。

これらの結果の違いは、どういう行動の違いから出てくるのか。

そんなふうに考えてみると、質が高い行動を知ることができるのでしょう。

そして、こう考えて、行動することが、実行なのだと思います。

行動と実行は、おそらく実行は、実現するための行動。目標や目的を実現するための行動のことでしょう。

行動は、動けば行動ですが、実行は、目標や目的の実現に近づくための行動のこと。

こういう違いがある。

だから、実行が大切

セミナーとか本などには、行動が大切などと言われます。ただ、単に行動するよりも、実現するように行動する。実行することが大切でしょう。

そして、実行とは、質の高い行動なのだと思います。

実行の際に考えたいこと・戦略

そんな実行のときに考えたいこと。その一つが、「戦略」でしょう。 

戦略とは、戦いを省略する。こうも考えられます。戦わずして勝つ。 

なるべく行動しないで、勝てる、目標を達成できるようにする。そういうことです。

戦略を考えたり、知ることは、質の高い行動につながりやすい。行動しないで、目標が達成できるなら、それが一番でしょう。

実行とは、矛盾しているようですが、実行や行動にこだわる必要はないと思います。なにもしないで、目標が達成できれば、それに越したことはありません。

『経営戦略全史』三谷宏治(著):ビジネス書の書評・知識をチカラに

経営戦略全史　50 Giants of Strategy (ディスカヴァー・レボリューションズ)

実行しないで目標達成が最上かも

そう考えると、実行しないで、目標達成が最上なのかもしれません。しかし、そういうことは、よほどのことがないと、むずかしいのではないでしょうか。 

だから、質の高い行動がどうしたらできるのか？そういうことを考える。

モチベーションを上げたい、やる気を出したいというのは、行動をしたいということだと思います。やる気があれば、行動できる。行動できれば、目標を達成できる。だから、やる気を出せるようになりたい。そう思っている。

ただ、やる気だけではやはり足りないので、「モチベーションを上げる」よりも、こういうふうに考えたほうが、きっと具体的に行動をできるようになっていくはずです。

具体的な質の高い行動を 

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

［新装版］成功への情熱

そんなことを本を読んで考えたいのであれば、このあたりの本を読んでみることから始めてみるとよいかもしれません。

行動の質を考えるきっかけとして読んでみて、実際の行動は自分で考えるなどする。そうやってインプットと行動をつなげられるようになると、読書や本が活きてきますから。