新しい年になると、今年の目標を考えるというのはありますよね。わたしも、考えました。
ただ、あまり個数は多くありません。
こうしているのは、わたしの場合は、こうしたほうが、「大きな目標」を達成しやすいからです。
今年やりたいこと100個を書き出す、というのを、昔は、やっていたのですが、数はそれなりにできたのですが、大したことができなかったので、やめています。
ということで、この記事では、なぜ、大したことができないのか、ということを書いて、どうすると良いのかのヒントを書きたいと思います。
なぜ、今年の目標100個掲げると、大きなことを達成しにくいのか?
やりたいこと100個ということは、3日で1個
やりたいこと100個ということは、365日で割ると、3日で1個です。3日でできることは、あまりすごいことはできないですよね。もし旅行だったら、2泊3日旅行ぐらいしかできない。
それぞれが関連があって、積み重ねられることなら良いのですが、 そういうことを考えないで、単にやりたいことや目標がたくさんあっても、大きなことができるとは限りません。
力が分散する
仮に、100個全部違うことなら、力が分散しますね。小さな力やエネルギーででできることは、あまり大したことではないでしょう。
力や時間をかければできることでも、ちょっとずつしかできないと、結局、最後までできないということにもなります。
小さいことを積み重ねて、束ねると大きくなるというような、目標なりやりたいことにしないと、単にできたことの数が多くて、忙しかったけれど、それほどでもなかったということになってしまいかねません。
才能や能力が低いと、大きなことを実現するには集中が必要
才能や能力が高い人は、やったらできてしまうというのがあったりします。しかし、それほど能力や才能がないなら、やはり試行錯誤や時間がかかります。能力が高い人よりも、集中なり、時間をかけるなどが必要でしょう。
要は、努力が必要です。
にもかかわらず、関連のないことをたくさんやっても、どれも中途半端といったことになってしまう可能性は高いですね。
大きな目標を小さな目標に分けるならあり
こういったことを考えると、大きな目標や目的があって、それらを、小さな目標に分けて、目標が大きくなる、やりたいことが増えるならありですよね。
独立したいから、独立のための本を読む、セミナーに行く、コンサルを受ける、スキルを身につける、会計を学ぶ、といいうようなこういった中目標を考えて、さらに目標を小さくして、実行しやすくするならありですね。
もっと言うと、大きな目標をいくつか考えて、それらを分けて、小さな目標が多いというのは、ありと言えばありです。
でも、これでも、能力があまり高くないと、力が分散しますが。
数を目指したい以外ではあまりお勧めはしない
いずれにしても、目標の数を競うとか、たくさんいろいろなことをやりたいという場合以外は、やりたいこと100個とか目標100個とかは、わたしはお勧めはしないですね。
100個あげようとすると、最後のほうで、本当にやりたいことが出てくるというようなことを言ったりもしますが、どうでしょうね。
そういう場合もあるかもしれませんが、逆に、やりたいことは、いつも考えているようなことというのもあるので、はじめのほうに出てくる場合もあります。
本当にやりたいことを見つけるなら、もっと別の方法が良いと思いますし、100個という数を出せば良いというものでもないでしょう。
量稽古というものがあるからか、量を出そうという話があります。たしかに、そういう面はないことはないと思いますが、出した目標なり、やりたいことを、関連性などでつなげて整理して、優先順位などを考えないと、いまいち大きなことにつながってはいかないですね。
量を増やすというのは、次善の策だと思います。やはり質を求めているなら、考えたり、人の意見を聞いたりしてみるというのはありますね。
まあ、つべこべ言わず、100個出せというコンサルタントなどもいるので、誰の話を聞くかというか、質をあげる方法を見つけるのが大切ですね。
まとめ:目標を達成するには?
目標を書き出すのが大切とよく言われます。ただ書き出しただけでは、やはり達成しにくいなと思います。
もっと、どうするかを考えて、わかって、実行していく必要があるのですよね。
単に、数を達成したいなら、数を出すのもありですが、質を求めるなら、それだけでは足りないでしょう。
どうしたら、それなりに大きな目標を達成できるのか。これは考えてわかっていないと、むずかしいです。
このことについては、また別記事で書きたいと思います。ということで、気になる方は、フォローや読者登録をどうぞ。