『なぜかうまくいく人の「聞く」技術』
聞くこと。受け取ることについて、最近考えています。
というわけで、『なぜかうまくいく人の「聞く」技術』を再読しました。
『アクティブリスニング なぜかうまくいく人の「聞く」技術』谷本 有香 - ビジネス書をビジネスのチカラに
聞く技術:アクティブリスニング 聞くことが大切と言われます。 本書では、聞く技術についてわかりやすく書かれています。 ▼ ここに注目 ▼ 「「アクティブリスニング」の準備では具体的に、「目標確認」「情報収集」「質問づくり」の3つを行います。」(p.54)
『アクティブリスニング なぜかうまくいく人の「聞く」技術』谷本 有香 - ビジネス書をビジネスのチカラに
いくつか気になったところを紹介しつつ、考えたことを書いておこうと思います。
相手が話し終わるまで黙って聞く
聞くためのトレーニング方法として、相手が話し終わるまで黙って聞く、ということが紹介されています。
これは、意外とできないというか、むずかしいですよね。
どうしても、話の途中で、自分が言いたいことを言ってしまうというのはあると思います。
余裕を持って、聞くことができると良いのでしょうね。
よく知らない相手の長所を5つ見つける
これも、聞くためのトレーニグとして紹介されていました。
長所を5つ見つける。
意識しなくても、悪いところは見つけられるかもしれません。しかし、良いところや長所となるとどうでしょうか。意識しないと、見つけられないというのはあるのではないでしょうか。
この場合は、よく知らない相手の長所ということですが、知っている人の長所を見つける、話の良いところを見つける。
こういうのを意識すると違ってきそうですよね。
5つだと少し多いようにも思えますが、少ないと、悪いところが気になってくるでしょうから、多めのほうが良さそうですね。
良いところを受け取る
この部分を読んで思ったのは、悪いところに関心が行って、良いところに行かないから、受け取れないというのもあるのではないかと思いました。
嫌いな人の話は聞きたくない。そんな人の気持ちはありますよね。
悪いところばかり見ていたら、良い話をしていても、聞こうとしないから、受け取れない。そういう面があるかもしれません。
逆に、良いところを見つけよう、と思っていたら、良いところが見つかって、少なくとも、嫌いにはならないかもしれません。
そうなれば、ますます聞こうとするようになって、ますます受け取れるようになる。
こんなサイクルはありそうです。
聞くための準備をする
本書全体で印象に残ることは、準備の大切さです。上のようなトレーニングもですが、相手のことを知るための準備をしている。
人の話を聞けない、受け取れない。
それは準備不足ということもあるのではないか。そんなことを思います。
「準備」と「良いところを見つける」。この2つを意識しようと思いました。
せっかく人と話して時間を使うのであれば、有意義にしたいですから。
有意義ということだと、こんなワークショップを開催します。もっと幸せになりたい、幸せに成功したい方は、ご参加ください。
第0回「幸せかけ算」ワークショップ - ビジョンリーディング | Doorkeeper
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- 作者: マデリン・バーレイ・アレン,出野誠,菅由美子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/05/11
- メディア: 単行本