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人間関係に疲れたら『人間関係にうんざりしたときに読む本』

人間関係にうんざりした。そういう人もいるでしょう。

わたしの知り合いにも、人間関係に疲れた、人間が嫌いという人もいるので、それだけ人間関係にうんざりししてしまうということはあるのだと思います。

こちらは、まさに、そんなタイトルの本です。

『人間関係にうんざりしたときに読む本』。

人間関係にうんざりしたときに読む本

人間関係にうんざりしたときに読む本

 

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さらに、本書のサブタイトルには、「どんなきつい相手とでもうまくいく対人心理術」とあるように、「きつい相手」とどうやって付き合っていくかについても書かれています。

 

きつい人とは?

本書で言う、「きつい人」とは人格攻撃をしてくる人ということです。バカだとか、お前はダメだとか言ってくる人ということです。

こういう人を、本書では、「きつい人」ということ、どうやって付き合っていくと良いかということが書かれています。

 

きつい人には期待しない

基本的に「きつい人」には期待しないことだそうです。期待がないから、残念だとか、嫌だか思わないということです。

たしかに、こういう方法もありますね。

さらに、本書でも言われていますが、相手を「承認する」という方法もあると思います。認められれば、相手が変わるきっかけになるかもしれません。

 

感情を承認する

感情を承認することが大切ということです。

本書によれば、感情を否定することは、人格を否定することになるということで、相手がどう感じているかを承認する。

「そう感じているということはわかります。」「無理もない。」というように伝えると良いということです。

 

外的コントロール

本書では、「選択理論」で言われる「外的コントロール」をやめて、批判しないで承認することの大切さが言われています。 

外的コントロールとは、簡単に言ってしまえば、相手を操ろう、コントロールしよう、思い通りに動かそうと思うことです。

「選択理論」について知りたい方はこちらの本などを読まれると良いでしょう。

人間関係をしなやかにするたったひとつのルール【書評・感想】 - ビジョンミッション成長ブログ

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

  • 作者: 渡辺 奈都子
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  • 発売日: 2012/12/26
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ここから先は、わたしが思ったことです 

ここからは、少しわかりにく話なので、読みたい方だけ読んでもらえればと思います。

たしかにこういう方法もある。ということがわかります。

外的コントロールをしない。 これもわかるのですが、この先なのか、この前なのかわかりませんが、何かもっとあるような気もします。

 

たとえば、期待しないと自分がガッカリしないというのはわかるのですが、期待することで相手がより良くなろうと思うこともあります。期待が悪いということではなくて、期待し過ぎが悪いということかもしれません。

 

承認する。認める。言葉の感じなのかもしれませんが、「上から」というのか、わたしはそうは思っていないけれど、そういうこともあるかもと言っているような感じも受けます。違うと思っているけれど、そういうこともある。

感情をわかる、もしくはそういうことを感じていることはわかるということなのでしょうけれど、それなら、わからないけれど、違う人間としてうまくやろうというほうが、わかりやすくてよりうまくいくのではないでしょうか。

相手に承認欲求があるから、承認するというのは、方法としてはわかるのですが、無理やりな感じがして、不自然さを感じます。

 

無理やり承認するよりも期待したほうがマシかも

無理して承認するよりも、期待したほうがまだマシなような気もします。期待するのは、自然の感情だと思います。それが期待通りに行かないとガッカリしてしまうのも。

だから、期待しすぎないというのはあるでしょう。大きな期待をしても、応えられない可能性は高いでしょうから。

 

心地よく感じる

こちらの『人間関係は自分を大事にする。から始めよう』では、心地よさがポイントということになっています。

人間関係を変える3つのステップ『人間関係は自分を大事にする。から始めよう』 - ビジョンミッション成長ブログ

人間関係は自分を大事にする。から始めよう

人間関係は自分を大事にする。から始めよう

 

自分の心地よさということから始まるわけですが、相手との関係にも心地よさを感じるということが、重要ということです。

承認という言葉の問題なのかもしれませんが、お互いが心地よく感じられるようにする、というほうが、自然な感じで、人間関係をよくできるような気がします。

相手の感情で自分がわからないのであれば、「そうなんですね」ぐらいで良いのではないでしょうか。感情がわかるのであれば、「わかる。共感する」と自然になるでしょうし。

 

こういうことが通じない相手にどうするか?

どちらの方法も、人間関係をうまく行かせる完璧な方法というわけではありません。

通じない人もいるのではないかと思います。そして、そういう人との関係に悩んでしまうとか、うんざりするという人もいるのではないでしょうか。そして、そういう人がいるから、人間関係に疲れてしまう。

そういう相手にどうすると良いか?

長い目で見るということだと思います。これから将来変わるかもしれません。長い目で見てみれば、今は「きつい人」だったり心地よく感じなかったりするでしょうけれど、変わる可能性がないということではないでしょうから。

では、今はどうするか?というのは、相手の態度や言葉に腹を立てないとか、感情的に巻き込まれないといったことがあると思います。

このあたりのことを知るために、「選択理論」や「アドラー心理学」を使うと良いのではないかと思います。相手と自分を分けるということですね。

 

相手と自分をわけて、長い目で見て、「心地よい関係」、より良い関係を築くようにしていく。人間と付き合っていく、社会で生きていくつもりなら、こう考えると、人間関係の悩みは、かなり減るのではないでしょうか。

 

人間関係にうんざりしたときに読む本

人間関係にうんざりしたときに読む本