アウトプットの質を高めたい
アウトプットの質を高めたい。そう考えたときに、どうするか?
結論から書いてしまうとというか、記事のタイトルで結論は書いているのですが、どうしてそうするとアウトプットの質を高めるために良いのかを簡単に書いておこうと思います。
そして、インプットの量を増やすために、どうするかということも書いてみます。
インプットとアウトプット。大切とは言われますが、一度自分なりに整理しておくと、どういうことをすると良いかがわかります。書いて整理しておきたいですね。
アウトプットの質
まず、アウトプットの質とはどういうことか。
ここはいくつか考え方があると思いますが、わたしは、成果が大きいことだと思っています。たとえば、1つの言葉で、1人の人生が変われば、それは大きなことでしょうし、さらに多くの人に影響があれば、もっと質が高いということになるでしょう。
アウトプットの質が高いというときに、量の話になってしまうというのは、質が量と関係していることだからでもあるのかもしれません。そういう意味では、質と量は、切り離せないことではあるのでしょう。ただ、量が多ければ、質がいいというものでもないので、関係はあるけれど、違うものではありますね。
インプットの質を高める
インプットの質を高めれば、アウトプットの質は高まりやすいでしょう。
たとえば、いい芸術作品を見れば、いい感想が出てくる可能性は高い。これは逆を考えるとわかると思いますが、イマイチな作品を見ても、あまりいい感想は出てこないでしょう。
しかし、何が良くて悪いかは、情報や知識をそれなりに持っていないと、判断基準がわからない。このために、質が高いものを見る、読むなどをするのは、なかなかむずかしい。
さらに映画や本などを考えるとわかりますが、見る前や読む前に、その作品が良いか悪いかは判断しにくいところがあります。
インプットの質を高めるために、インプットの量を増やす
だから、インプットの質を高めるために、インプットの量を増やすと、判断がしやすくなります。
というのは、質の高さは、比較するとわかるという面があるからです。
デザインなどはとくにわかりやすい例ですね。そのものを1つだけ見ても、知識がないとよくわからないけれども、比べると違いがわかります。ブログのデザインなどは、いくつか見てみると、いい感じのものとそうでもないものはわかってきますよね。
とはいえ、たいていブログは、デザインを比較しながら読んだりはしないので、あまり気になることではないと思います。
あまり深い知識がないことでも、比較すると判断できるということがあります。そして、比較できるようになるには、それなりのサンプルというか、比較対象が必要になるでしょう。
だから、インプットの量が多いほうがいいということになります。
たとえば、読書術などで、あるテーマを学ぶ際に、本を10冊読むというのは、比較できる情報・知識を増やすことで、わかるようになるということがあるからですね。
ブログを改善したいなら、まずはブログをたくさん読むと良いですね
体験を含めて、インプットを増やすと、アウトプットも増えます。インプットの質を高めれば、アウトプットの質も高まりやすいでしょう。
ブログを改善したいなら、まずはブログをたくさん読むと良いですね - ビジョンミッション成長ブログ
アウトプットの質を高める他の方法もあるけれど
他にも独自の経験をするとか、「ゼロベース」で考えてみるなども、アウトプットの質を改善する方法としてあると思います。ただ、いずれも、難易度が高いというか、それなりにスキルがないとできないことでもあります。
その一方で、インプットの量を増やすというのは、量を増やすだけであれば、時間があるかないかという話ですから、基本的には誰でもできます。誰でもできて、効果もありますから、アウトプットの質を高めるために、やってみる価値があると言えますね。
大量のインプットのために、速読などを学ぶ
インプットを増やすのは、誰でもできるのですが、時間がかかるので、ここが大変だったりしますよね。
本の話で言えば、自分の仕事に関わる本は、それなりに読むでしょうけれど、自分の興味が無いところまで読むというのは、時間がかかるので、あまり行う人は多くはないのではないでしょうか。
だから、本の場合は、速読をできると良いですよね。
わたしは、自分なりにいろいろと工夫して、速読ができるようになりました。おかげで、本を読むのも、ブログを読むのも速いです。
ちなみに、その方法について以下にまとめました。速読を身につけたい方はどうぞ。
もっとビジネス書を活用して成果を出したい人のための、ビジネス書の読書術・速読術・活用術:ビジネス書の書評・知識をチカラに
また、速聴などもできると違ってきますね。こちらは慣れのようにも思いますが、インプットのスピードを速くできるようにするというのは、大量にインプットするときには役立ちますね。
インプットの量を増やすために、インプットの技術を身につけて、スピードアップする。
そのあとに、大量にインプットすると、量をこなすのがあまり苦にはならないということです。
インプットの情報源は多様にすると良いですね
インプットの情報源は、いろいろあって良いと思います。テレビは見ないという人もいたりしますが、テレビにも参考になって、おもしろいものもあります。媒体で選ぶのではなくて、質を考えてみると良いですよね。
そして、質をわかるようになるために、インプットの量を増やすいということです。そのときに、媒体を選ぶのではなく、質を意識する。インプットは貪欲にしたいものです。
自分の頭でも考える。考える際には書き出す(=アウトプット)
インプットしたら、自分の頭で考える。何を考えるか、どう考えるかはありますが、まずは思ったことを、文字に書きだしてみると良いですね。これが、一つのアウトプットです。
そして、アウトプットの質を良くするために、インプットを増やしたり、他の考え方やモノの見方はないかなどを、さらに考えてみる。
アウトプットの質は、考えることでも改善されますね。
インプットの量が増えると、アウトプットの量も増える
また、インプットの量が増えると、アウトプットの量が増えます。いくつか理由があると思いますが、インプットによる刺激が増えると、アウトプットしたくなる気持ちになりやすいのだと思います。
何にもない1日よりも、旅先などでたくさんの知らない場所に行ったり、たくさんの人に出会えば、アウトプットする「材料」が増えて、アウトプットしたくなる。そんな感じですね。
そして、アウトプットの量が増えれば、質を高めやすい
1日100文字書く人。1日1000字書く人。1日に1万字書く人。
アウトプットの量で、試行錯誤できる量が違ってきます。試行錯誤が多ければ、アウトプットの質を高める機会が多くなる。質を高めやすいというのはありますね。
もちろん、ただ、量だけを考えるのではなくて、何が成果につながりやすいのかを考えて、試行錯誤したほうが、さらに質は高めやすいでしょう。
これは、アウトプットも同じですし、インプットの質や量を考える時でも同じです。
アウトプットの質を高めるために、インプットの量を増やす
インプットの量を増やす→アウトプットの量が増える→アウトプットの質が高まる
だいたいの流れは、このような感じです。
細かいところで、意識したほうが良いことなどもあると思いますが、それは、自分で試行錯誤して、試してみるとわかってくるところですし、その試行錯誤が自分で工夫できるところですね。
アウトプットの質を高めるために、インプットの量を増やす。そして、アウトプットの量も増やす。やってみると、効果を感じられる方法です。
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