良いコーチに巡り会う
良い指導者、良いコーチに恵まれると、上達しやすいですよね。
全米オープンテニスで準優勝したテニスの錦織圭選手も、マイケル・チャンさんのコーチによって、強くなっている面があると思います。
ですから、良いコーチなどに巡り会えるというのは、大切なことでしょう。
しかし、良いコーチに巡り会えるかは、時の運のようなものかもしれません。
巡り会えなくても
松下幸之助氏は、こう言っています。
「一見無理解と思われる先輩にぶつかった人も“これは、自分が名人になれるチャンスだ”というように、積極的に受け止めてはどうでしょうか。そこに自分を大きく伸ばしていく道があるのではないか、そんな気がするのです。」(p.27)
巡り会えれば、それは幸せなことですから、喜べば良いでしょうし、どんどんコーチや指導者から学んでいくと良いでしょう。
しかし、ひどい先輩に出会ったとしても、これは自分が自分で成長していくチャンスだと考えれば、自分を伸ばしていけるのではないかということです。
今いる環境でどうするか?
最高の環境、最高の指導者。最高の◯◯。そういうものがあれば理想ですし、そういうことを求めていくということも大切です。
ただ、それは、自分が今いる環境で努力をしないということにはならないのではないでしょうか。今いる環境でどうするか?ということも考えつつ、最高の環境も求めていく。
これが、きっと理想なのではないかと思います。
しかし、それができないのであれば、それこそ、今いる環境で何ができるのか。
ここを考えるということが、「マイナス」を「積極的に」受け止める、ということでしょう。
きっと、そういうことを、松下幸之助氏は、この言葉で言いたかったのではないかと思います。
学ぶことは無限にある『松下幸之助 成功の金言365』【名言】 - ビジョンミッション成長ブログ