好きなことを仕事にしたい。そういう人はいると思います。
良いところ、悪いところあるとは思いますが、好きなことを仕事にしたいと思って、そうできるなら、悪いことではないですよね。
ただ、簡単にできることかどうかというと、どうでしょうか。
おそらく、簡単にできないから、そういったことが書かれている本が出ていたりするのだろうと思います。誰にでもできることなら、わざわざ本を書く必要もないでしょうし、当たり前のことなので、好きを仕事にしたいという人も出てくることもないでしょう。
「仕事を好きになる」ほうが「好きを仕事にする」より簡単かも
そう考えると、「仕事を好きになる」ほうが、「好きを仕事にする」より簡単かもしれません。
もちろん、仕事の種類によるでしょうし、自分に合ってない仕事をしていたりすると、大変だとは思います。
しかし、自分ができることで、成果をあげられるようになって、給料もそれなりで、ブラック企業ではない、そんな仕事や働き方なら、工夫次第で、その仕事や働くことを好きになるということはできるのではないでしょうか。
好きなことがハッキリしない
わたしは、あまり好きなことがハッキリしていませんでした。
やってみたいことは、いろいろありましたし、やってみたのですが、好きかと言われると、どうだろう?と思ってしまうところがあります。
ブログや本を書いていると、「書くことが好きなのですね」と言われますが、別に好きではないですね。もちろん、嫌いではないですし、おそらく表現することは好きですが、文章を書くのは、好きでやっているというのとは少し違って、これしか表現手段としてできそうにないという感じです。
だから、仕事を楽しくやろうと考えた
だから、簡単に言ってしまえば、仕事をやっていて、楽しく感じられるようにしようと思ってきたところがあります。
短時間でできるように工夫したり、感謝されるとうれしいので、感謝されるにはどうすると良いかなどを考えたりする。
意思決定と方法 細かいところは、他にもいろいろとあると思いますが、大きなところでは、「意思決定」と「方法」なのだと思っています。 短時間で働くと決めて、その方法を探す。いろいろやってみて、できないなら、短時間労働を優先するか、長く働くけれども売上や利益を優先するか。
長時間労働をやめるには? - ビジョンミッション成長ブログ
わたしは、もともと働くこと自体が嫌いなわけではないので、仕事が楽しくなれば、少しずつ好きになっていく。
大変だけど、楽しそう。
楽だけど、つまらなそう。
こういう二択なら、わたしは、前者を選ぶようにしてきたように思います。
どちらも、仕事であるから
「好きを仕事にする」も仕事であることには変わりありません。
だから、さらに楽しくするということも考えたら、もっと楽しくなると思います。好きなことをやっているわけですから。
ただ、仕事になると、自由にはできなかったりしますよね。芸術とかずば抜けた才能がない限り、自分で好きに仕事をできるというのは、なかなかない。
そういう意味では、「好きを仕事にする」も仕事であることに変わりはないでしょう。
そして、その仕事が好きではないにしても、おもしろくできることはあるでしょう。
売上を増やす工夫や、コストを削減する工夫、もっと改善して時短するなど。そうして、誰かの役に立ったり、自分のスキルが上がるなどすれば、楽しめる。
そして、楽しくなれば、仕事や働くことを好きになれる可能性はある。
仕事を好きになるのは、工夫できる
好きを仕事にするのは簡単ではないかもしれませんが、仕事を楽しくして好きになるのは、工夫次第でできる余地はありますよね。
そうやって工夫していくと、能力が上がっていって、成果も出やすくなってくる。
そして、おもしろいことに、成果が出ると、仕事でやりたいことをやれる範囲が広がっていきます。自分が任される範囲が広がってくる。自由にできることが増えていきます。
好きなことができる可能性が広がっていきます。
仕事を好きになって、仕事で成果をあげられるようになると、好きなことをできる範囲が広がる。
まとめ
はじめから、好きなことを目指してやる。それも一つの方法ですし、それができるなら、そうすればいいと思います。
でも、好きなことがよくわからない、そういう場合は、今の仕事をもっと楽しくできないか、価値あるものにできないかと考えていって、やりたいことをできるようにしていく。その結果として、仕事を好きになって、好きなようにできる範囲が広がる。
こういうアプローチもありでしょう。
工夫次第で変わってくる、こういうのはありますよね。
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