伝え方が9割 2
64万部突破のベストセラー『伝え方が9割』の第二弾、『伝え方が9割 2』。
さらに、伝え方を完璧にするということで、『伝え方が9割』の伝え方について、1よりも実践的に書かれています。
『伝え方が9割』についてはこちら。
強い言葉を作る技術について、紹介しました。
強い言葉を作る5つの技術『伝え方が9割』で、強い言葉について考える【書評・感想】
『伝え方が9割 2』:あなたの伝え上手度チェック
「Q.「今日"ありがとう”と言った人を覚えていますか?」(p.122)
「人が「ありがとう」と言えるタイミングは、1日に平均して、31回あります。「ありがとう」は、あなたと相手を近づけることができるコトバです。」
今日、ありがとうと言いましたか?そして、誰に言ったか覚えていますか?
覚えている人は、伝え上手だそうです。
逆に覚えていない人は、人との関係をうまく作れていないかもしれません。少なくとも、あまり人には関心がないということになってしまいそうです。
もしあまりありがとうと言っていない、言った人を覚えていない、というなら、本書を読んでみると良いですね。
強い言葉を作る5つの技術
1 サプライズ法
2 ギャップ法
3 赤裸々法
4 リピート法
5 クライマックス法
『伝え方が9割』 で、強い言葉を作る5つの技術が紹介されていました。
この5つに加えて、この『伝え方が9割 2』では、以下の新しい3つの技術が紹介されています。
『伝え方が9割 2』:初公開!「新3つの技術」
6 ナンバー法
7 合体法
8 頂上法
勘の良い人は、これだけで何となくわかるものもあるでしょう。一方で、これはどうなのだろうという方法もあるのではないでしょうか。
これらの詳しいところは、本書『伝え方が9割 2』を読んでみてください。
『伝え方が9割 2』は、『伝え方が9割』の実践編
『伝え方が9割 2』は、『伝え方が9割』の実践編だと思いました。
目次を見るとわかるのですが、1も2もほとんど構成は同じです。そんな中で、大きく違っていたのは、「講義」が入っているところです。
講義を実況中継のように書かれています。
これで、自分も実践するとしたら、どうするかを考える。考えながら読むことで、伝え方を工夫できるようになる。こういうことです。
まだ、『伝え方が9割』を読んでいない方が、まずは読んでみると良さそうです。
そして、『伝え方が9割』を読んで、さらに伝え方を考えたいという方も読んでみると良いでしょう。
「誰に何を伝えたいか」を考える
本書『伝え方が9割 2』では、「「ノー」を「イエス」に変える」伝え方」や「強い言葉」の作り方がわかります。
伝え方を知ったら、この技術を使ってみたいものです。ただ、誰に何を伝えたいかは、自分で決める。そういうものでしょう。
伝えたいことがない。
そういう人はあまりいないと思いますが、それでは、技術は生きて来ませんから。
そして、それが決まったら、どう伝えるかも、自然と決まってくるように思います。
そのときには、この技術を使ったほうが良いのかどうか。一度考えてみて使ってみると良いのではないでしょうか。 目的に合った「伝え方」。そういうものがあると思いますし、他の伝え方もありそうです。
この本を読んだら、他の伝え方の本も読んでみるなどすると、さらに伝え方が改善されると思います。
そして、いろいろな伝え方を知って、伝え方といったノウハウよりも、もっと大切なことに気がつくということもあるかもしれません。
そういうためにも、本書『伝え方が9割 2』を読んでみてはいかがでしょうか。
『伝え方が9割 2』
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