働き方。
仕事をしていても、業界や会社によって働き方が違っていたりします。そして、同じ会社同じ部署、同じ仕事でも、個人によって働き方が違っていたりしますよね。
自分の働き方を考えてみると、働き方を改善するきっかけにできたりするでしょう。
というわけで、自分の働き方を考える時間を持つメリットについて書いてみようと思います。
働き方を考えるのは、人生の半分ぐらいのことを考えることになる
よく言われるように、仕事は人生の3分の1ほどの時間を使います。現役で働いているうちは、1日の3分の1ほどは働いていますよね。
そして、睡眠が1日の3分の1ですから、起きている時間の半分ぐらいは仕事をしているようなものでしょう。そう考えると、どう働くか?何の仕事をするか?というのは、人生の半分ぐらいのことを考えることになります。
そう考えると、働き方を考えるというのは、大きなことですよね。
なぜ、働くのか?
まず、なぜ働くのか?
食べるためということはあるでしょう。他には何かあるでしょうか?
こちらの稲盛和夫氏の『働き方』では、心を高めるために働くということが書かれています。
働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 稲盛和夫【書評・感想】
「もちろん、「生活の糧を得る」ことが、働くということの大切な理由の一つであることは間違いありません。
ただ、私たちが一生懸命に働くのは、そのためだけではないはずです。
人間は、自らの心を高めるために働くーー私はそう考えています。」(p.18)
心を高めるために働く。
こういう考え方もありますよね。
人に貢献したいから働く。楽しいから働く。こういったこともあるでしょう。
自分が何のために働くかを考えると、働き方が変わってきます。
考えたいことですね。
何を仕事にするか?
では、仕事は何をするのか?どんな仕事をするのか?
世の中には、いろいろな仕事や職業があります。
スポーツ選手や歌手などの子どもが憧れるような職業から、公務員や政治家、作家、医者、サラリーマンなどなど。
様々な職業があるでしょう。
そして、何を仕事にするかで、働くということは同じでしょうけれど、やることが違ってきます。
何をするのか、この点からも仕事や働くということを考えたいですよね。
1日のうちの大きな時間を、そのことに費やすわけですから。
どう働くのか?
そしてまた、仮に同じ職業でも、どう働くかは違ってきます。
雇われるのか独立するのかといった雇用形態ということもありますが、全力で働くのか、それとも必要な分だけ働くのか。
仕事にどれだけ打ち込むのか。
上で紹介した稲盛和夫氏の『働き方』のように、働くことを心を磨くと考えると、全身全霊で取り組むということになるでしょうし、食べるために働くということだと、必要な分だけ働くということになるでしょう。
報酬以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られない【名言】
「報酬以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られない。
エルバート・ハバード」
どう働くかで、報酬も変わってくるところがあるでしょう。
そして、仕事の質や量が変わってくるでしょうから、考えたいことです。
労働時間を減らす
わたしの場合は、自分のミッションはビジョンを実現したいので働いているというところが大きいです。
そう思うようになったのは、それほど前ではありません。
このあたりのことは、こちらの本にも書きましたが、以前は長時間労働をしていました。
それほど不満はなかったのですが、このまま長時間労働を続けるのはむずかしいだろうと思い、仕事のムダを削って、労働時間を短くしました。
自分の働き方を見直したことで、労働時間を短くしようと思ったわけです。
働き方が変わって、効率が上がっています。
自分の働き方を考える時間を持つメリット
自分の働き方を考える。
意識しないと、なかなかやらないことではないでしょうか。
現状がうまくいっていると、それはそれで良いと思います。ただ、現状がうまくいっているとしても、働き方を考えるとさらに良くするきっかけにもできます。
うまくいっていないのなら、やはり考えたいところでしょう。
なぜ働くのか?どんな仕事をするか?どう働くのか?労働時間は?
そして、もちろん給料や収入も考えたいところです。
こういったこと働き方にまつわることを考えて、方針を決めて、行動していく。
そうすることで、現状を改善していけるきっかけにできるはずです。時間をつくって、自分の働き方を考えたいものですね。
わたしも、考えてみようと思っています。