ストレングス・ファインダー
ストレングス・ファインダー。強みを発見するための簡易テストです。
34の「強み」から、自分の「強み」の傾向がわかる。そういうものですね。ギャラップ社がやっていたものだと思います。
この記事では、そのストレングスファインダーについて書いておきます。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』
わたしが、この「ストレングスファインダー」を知ったのは、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』ででした。2001年の発売なので、かなり前のことです。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
頑固さ、神経質といった欠点さえ、それが力を生み出すなら「才能」となる。ビジネスを成功に導く、あなたの強みは何か。
ストレングスファインダーを受けるには
当時は、この本のカバーの裏にコードが書いてあり、そのコードをサイトに入れると、ストレングスファインダーの診断が受けられるというものでした。今も、本にコードがあって、本を購入するとストレングス・ファインダーを行うことができますね。
または、クレジットカードでギャラップ社のストレングス・ファインダーの診断を受けることができます。
さらに、アプリもあって、そこからストレングスファインダーの診断もできるそうです。
30分ぐらいはかかるので、落ち着ける場所で、時間があるときにやってみると良いですよね。おおよその判断で選んでいく感じではありますが、やはり落ち着いて判断できるところで行いたいところです。
いずれの方法にしても、ストレングスファインダーは「有料」ということになりますね。
ストレングスファインダーの34の強み
そんなストレングスファインダーですが、ストレングス・ファインダーには、34の特性、強みがあります。それらは、以下の34です。
最上志向 共感性 学習欲 運命思考 収集
アレンジ コミュニケーション ポジティブ 信念 個別化
公平性 内省 分析思考 包含 回復志向 活発性
競争性 規律性 原点思考 自我 自己確信
社交性 指令性 慎重さ 親密性 成長促進
責任感 戦略性 達成欲 着想 調和性
適応性 未来志向 目標志向
34の強みということで、いろいろありますよね。
ストレングスファインダーで設問に答えていくと、これらの中から自分がどんな傾向があるのかということがわかります。
ストレングスファインダーで、5つの強みがわかる
本のコードでストレングスファインダーを行った場合は、上位5つの強みの傾向がわかります。ギャラップ社のサイトから診断を行うと、89ドルで、自分の全34の強みの順番がわかりますね。
上の34の強みの中から、自分の特徴、傾向がわかる、これがストレングスファインダーですね。
また、どういう職業に向いているかも本には書かれていたりするので、向いている職業がわかったりする面もあります。ただ、傾向がわかっても、意外と活かすのはむずかしいかもしれません。強みというよりも、自分の傾向がわかる、ある程度向いている職業がわかるというように考えてみると良いのではないでしょうか。
そのときの強みの傾向がわかる
ストレングスファインダーでは、診断したときのそのときの強みの傾向がわかるというところです。わたしは、かなり前にやったので、自分がどんなだったか覚えていません。たしか、戦略性と学習欲はあったような。
ストレングス・ファインダー もうものすごく前に、ストレングス・ファインダーをやってみたことがあります。ただ、そのときのメールアドレスは今は使っていないので、自分の5つの強みがもう何かはわかりません。 だから、「強み」について思うところを書きます。
ストレングス・ファインダーは忘れたので「強み」について書いてみます - ビジョンミッション成長ブログ
実はわたしはストレングスファインダーを何度かやっていて、結果は違っていました。時間が経ってやってみると、以前とはまた違った結果になることもあると思います。
強みなども変化するということでしょう。そのときの傾向がわかるということですね。そう考えると、しばらくあいだを置いてみて、またやってみるというのは良いかもしれません。
個人的には、本と一緒にストレングスファインダーもやってみると、自分を理解するには良いかなと思います。ただ、あくまで参考にできるというところだなとも思います。
自分のことは、なかなか自分ではわからないから
そして、意外と、自分のことは自分ではわからないですよね。他人のことは、客観的に見られるからか、意外とわかったりします。しかし、自分となると、よくわからないところがあったりします。
だとすると、自分の強みなどは、余計わからないものかもしれません。弱みはわかっている人は、意外と多いと思いますが、強みはどうかというと、わからないという人は、多いのではないでしょうか。
就職時の面接などで、自分の強みと弱みを教えて下さいと言われたりしますが、なかなか自分の良いところを言えなかったりしますよね。そういう意味では、こういうストレングスファインダーのような診断テストで、自分について把握してみるというのは良いのではないでしょうか。
そういう意味で、ストレングスファインダーで、自己診断を行うというのは、ある程度は参考になるところもあるでしょう。とは言え、本当の意味での「強み」とは「能力」だと思うので、こういった診断テストというか分類テストで、強みが完全にわかるということでもないでしょう。あくまで、参考にする一つというところのように思います。
逆に言うと、できることや能力は、強みだと思います。今できることから、自分の強みを考えてみるというのはありでしょう。
本と一緒にストレングスファインダーを
いずれにしても、これぐらいの価格や、本などで、ある程度の自分の傾向がわかるとしたら、お得かもしれませんね。 だから、一度くらいはやってみるというのはありだと思います。
診断だけをやるよりも、本を読んでみるほうがおもしろいですし、参考になるところがあるはずです。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』
また、有料はちょっとという方には、「リクナビNEXT 」 に、似たようなことができるものとして、グッドポイント診断 という無料でできる診断があります。こちらは無料なので、ストレングスファインダーの代わりに、まずはこちらをやってみるというのもありかもしれません。
無料で強みを知りたいという方は、会員向けのサービスなので、登録して試してみると良いですね。
無料・リクナビネクストのグッドポイント診断で5つの強みがわかる - ビジョンミッション成長ブログ
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
強みがわかったあとに
そして、強みがわかったら、こんなことも考えてみると良いでしょう。
・強み・特性を仕事に活かす ・強み・特性を人間関係に活かす ・目標やビジョン・ミッションから、どう活かすか考える ・そして、続ける 強みや特性がわかったら、具体的に活かせるものを見つけて、使っていく。 そう考えられると、自分の特徴を活かしていけるはずです。
ストレングスファインダーで自分の才能強みに目覚めたあとにどうすると良いか? - ビジョンミッション成長ブログ
やはり、強みも使ってこそですよね。知った後にどうするか。ここが大切だと思います。そのためにも、ストレングス・ファインダーなどをまだやったことがない方は、まずは、診断してみると良いですね。