『プレゼンは資料作りで決まる!』
プレゼンの資料。資料によって、印象は違ってきますし、記憶に残るかなども変わってきます。
プレゼンの資料をどうやって作るか。
『プレゼンは資料作りで決まる!』では、プレゼン資料の作成の仕方が、わかりやすく説明されています。
「通る資料」の5つのポイント・GHOUS(ガウス)
Goal(目標意識)
Hospitality(気くばり)
Originality(自分らしさ)
Usability(使いやすさ)
Simple(シンプル)
こういった5つのポイントを押さえると、通りやすくなるということです。
頭文字をとって、「GHOUS(ガウス)」と言われていました。
Goal(目標意識)この資料で「何が」「どうなるか」
とくに大切なのは、やはりGoal(目標意識)でしょう。
この資料で、「何が」「どうなるか」。ここが伝わらないと、資料で通したい企画が通らないということになります。逆に、ここがわかってもらえれば、他が少しわかりにくくても、話を聞こうということにはなるでしょう。
意外と忘れがちというか、相手に伝わるように伝えているかというとどうでしょうか。できていない、やっていないということになっていることもあると思います。このあたりをしっかりできないのは、自分はわかっていることのように思ってしまっているからでしょうか。
だから、何がどうなるかという、目標意識が大切ということです。
そして、中でも、タイトルが大切になってくると思います。タイトルで読みたくならないと、その中身を検討してもらえないでしょうから。
タイトルで伝えるのは「何がどれだけ」スゴイのか
相手の心をつかむには、資料のタイトルにベネフィットと数字を盛り込むことということです。
「悩みや問題が解決される内容なら相手が身を乗り出します。」(p.054)
例えば、「1カ月でメタボ体型とサヨナラできる」といった感じとのことです。
何がどれくらい変わるのか、ということを伝えるために、ベネフィットと数字を入れる。そうすると、わかりやすく伝わりやすいわけですね。
タイトルは、はじめのつかみです。ここが変わると、大きく変わるでしょう。
資料全体で何がどうなるかを伝える
タイトルで何がどうなるかを伝えたら、その先の資料で、なぜそうなるのかを説明していく。
ここも、大切でしょう。
なぜなら、タイトルだけすごいことを言っていて、そのあとがイマイチということだと、信用されないでしょうから。資料全体で、何がどうなるから、この企画を採用すると良いということを、伝えるということです。
図解でわかりやすい
本書は、図解ということで、その他にも、ビジュアルについてやグラフ、色の使い方、フォントなどについても、図解で説明されています。文章だけではないので、わかりやすいです。
本書が、プレゼン資料のサンプルという感じと言えるかもしれません。
また、資料のサンプルも収録されています。まずは、このサンプルを参考に資料を作ってみると良さそうです。
『プレゼンは資料作りで決まる!』
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