仕事と人間関係
仕事は楽しいけれども、人間関係で職場があまり好きではない。こういう人も多いのかもしれません。
逆に、仕事は楽しくないけれども、人間関係がいいから、仕事をがんばれるというのもありますよね。
仕事と人間関係は、関係があるでしょう。
人間関係がうまくいっていると、仕事も楽しくなると思います。
仕事を楽しいと感じるための7つの方法。どうしたらそこに近づける?
わたしも、一時期あまり人間関係が良くない職場にいたことがあるので、職場があまり好きではないという気持ちはわかります。
ほんとうに、このあたりは悩みますよね。
そのときにわたしがやった方法や、あとからこんなふうにしてみたら良かった思ったことなどがあるので、そのあたりをまとめておきます。
もし、こんな方法があるよ、というのがあったら、教えて下さいませ。
あまり気にし過ぎない
まず、あまり気にし過ぎないというのがありますよね。
上司とかだとそういうわけにもいかないこともあるかもしれませんが、同僚や先輩・後輩なら、あまり気にし過ぎないというのがあるでしょう。
気にし過ぎると、仕事に支障が出るというのもありますが、ストレスにもなりますし、相手にもそういうのが伝わったり、周りにも気を使わせてしまうというのがあると思います。
だから、まずは、気にし過ぎない。
見方を変える
自分の見方を変えてみる。
嫌いという気持ちはあるかもしれませんが、その気持ちの見方を変えてみる。
例えば、修行だと思ってみるとか、嫌いな気持ちについての勉強だと思ってみるとかですね。
嫌いを嫌いなままにしておかない、という感じです。
なるべく接触しない
次に、無難なところでは、なるべく接触しないというのはありますよね。
接触しなければ、嫌いな感情があまり湧きにくいでしょうから、なるべく接触しないというのは、1つの方法としてありだと思います。
ただ、避けていると思われると、こじれたりするので、ここはやんわりと接触しない感じが良いでしょうね。
仕事だと割り切る
嫌いな人との付き合いも、仕事の一部だと、割り切る。これでお金をもらっていると考えてみる。
そういうネガティブな人間関係も仕事に含まれると考えれば、それは、それで何とか気持ち的には、保てるところがあると思います。もちろん、給料が安いとそうも思えないというのはあるかもしれませんが。
できれば、「嫌いではない」にできないか考えてみる
嫌いな人を好きになるというのは、なかなかむずかしいでしょう。
しかし、嫌いではないぐらいにできないかを考えてみる。普通の人ぐらいにできないか。
マイナスをゼロぐらいにできないか、と工夫したら、変わってくるところはあるでしょう。
周りに相談する
こじれそうとかこじれてきたというときは、周りに相談するというのも1つの方法だと思います。
誰に相談するかというのは、迷うところですが、まずは仲の良い人で、なるべく関係なさそうな人がいいですよね。
関係が近いと、周りも巻き込んでしまいますから。
誰に相談するかは、慎重に選んだほうが良いでしょう。
できれば、こうなる前に、自分でなんとかできれば良いと思いますが。
上司に相談する
こじれてきた、我慢できない。
そういうときは、しかるべき人に相談すると良いでしょうね。
わたしは、まずは信頼できる、口が固い先輩に相談していましたね。噂になったり、広まるだけでも、さらにこじれたりするので、うわさ話をしない人と話すというのは、大切だと思います。
上司に、論理的に説明する。これができると、こじれてしまったときには、仕方がないですが、相談して、解決できるように考えたいところでしょう。
部署・職場を変える
あとは、部署なり、職場を変えるというのが、最終的にはありますよね。これは、最終手段だと思いますが。
ここまで来ないと良いと思いますが、最後は、こういう方法もありますよね。
なぜあの人を嫌いになるのか?
なぜ、人を嫌いになるのか。
基本的には、「防御反応」なのだと思います。何かを守りたい。自分の考えや価値観、身体などを防御したい。その反応として、「嫌い」という感情が出てくる。
そんなことを考えながら、この『人間アレルギー』を読んでみると興味深いですね。
『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』岡田尊司 - ビジネス書をビジネスのチカラに
なぜ、人を嫌いになるのか? その原因などについて、「アレルギー」という考え方で説明されています。
『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』岡田尊司 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの『人間アレルギー』という本では、嫌いになるのは、「アレルギー」のようなものだということで、人を嫌いになる感情について、理解しやすく書かれていました。
人間の感情は不思議なことにと言うか、好きだった人のことを嫌いになったりもします。
過剰な接触が、好きを嫌いに変えてしまう、というところもあるのでしょう。こういったところも、「アレルギー」と似ているということです。
仕事や職場の人間関係をどうするか。これは、なかなかむずかしい問題なように思えます。
このことを考える際に、なぜ人は人を嫌いになるのかということを考えてみると、対処療法的ではない、本質的な対策を取れるようになる可能性が高まるのではないか、そんなことを、『人間アレルギー』を読むとわかるはずです。
最終的には、自分がどうしたいか
人間関係も、最終的には、自分がどうしたいか。そういうところに落ち着くのだろうとは思います。その過程で、どういうふうに考えて、何を知ることができるか。見方が変わると、変わっていくと、思うのです。
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