SEOとは?
SEO(Search Engine Optimization)とはどういうことか?と言うのは、なかなか厳密なところはむずかしいものなのかもしれません。
検索エンジン最適化。というのが日本語訳ですね。言葉から考えると、検索結果で上位に表示する、というのとは、微妙に違うことなのかもしれません。
とは言え、ブログ運営やサイト運営で、SEOという話をすると、アクセスを増やしたいということになりやすいでしょう。アクセスを増やしたいから、SEOという話になるというのが、実際の話、現実の話と言えるかもしれません。
SEOとは何か、ということが、イマイチわかりにくいので、SEOがわかりにくいという面もあるでしょう。
いずれにしても、検索エンジンは、どのように検索結果が決まっているかは、厳密には公開していません。指針のようなことは公開していますが。
検索結果で上位に表示されるには?
SEOについて書かれているブログや記事でも、SEOとはどういうことかという定義はさておいても、イマイチハッキリしない感じがあります。
検索結果で上位に表示されると、検索エンジンからのアクセスが増えやすいというのがあります。
それでも、これを目指すとしたら、どうしたら良いのか?
「SEO」というキーワードで検索すると
SEOというキーワードで、検索エンジンで検索すると、様々なサイトが表示されます。
そのサイトを見てみると、SEOの方法などが紹介されているブログや記事を読むことができます。書かれていることは、だいたい同じようなことが書かれています。リンクの数やHTMLの記述の方法などです。
SEOの基本などが書かれてる本を読めば、たいてい書いてあることです。
とくに、ものすごくむずかしい技術が必要ということは、ほとんど書かれていません。
検索結果の順位付けの本当のところは外からはわからない
おもしろいのですが、そこに書かれていることを行えば、 どのサイトやブログの記事も上位に表示されるはずです。
ですが、検索結果の順位は、同じになることはなく、サイトや記事によって変わるというのは、同じことを行うのはむずかしいということもあるでしょうし、本当のところはわからないということも、理由としてあるでしょう。
もしくは、SEOについての記事や本などには書かれていない、秘密の方法があるのかもしれません。
いずれにしても、わかっているのは、検索エンジンのみ。
ということになるのかもしれません。
ユーザー側からは、「ブラックボックス」になっている。結果はわかりますが、どういう仕組みでそういう結果になっているかは、中身は見えません。評価基準は、ハッキリはわからない。
GoogleやYaoo!、Bingなどの検索エンジンを作っている側はおそらくわかっているのでしょう。
検索結果の順位は変動する
また、検索結果の順位は変動します。固定ではありません。日々変わっていますし、時間でも変わっています。
一度決まったら変わらないというものでもありません。
大きく変わることもあれば、小さく変わることもあります。
検索結果の順位は「相対評価」
そして、検索エンジンの結果の順位は、「相対評価」ということが言えそうです。
変化するということもありますが、他にもっと評価されるサイトやブログ記事が出てくれば変わるということもあります。
新しいキーワード(これまでに存在しない言葉)で顕著なのが、そのキーワードについて書いているサイトやブログ記事が増えると、どんどん順位が変わっていくことです。そういうキーワードを見つけて、毎日検索していると、結構興味深いです。
検索結果の順位付けが、記事の内容ということもあるのですが、それだけでもない。他の要素もありそうということがわかってきたりします。
もちろん、それも推測ですが。
わからないから、推測する
要は、「SEO」や検索で上位に表示させる方法と言われているのは、「推測」ということです。 基本的な考え方や方法はありますが、これが絶対そうだというのもないでしょうし、これからも変わっていく部分もあるでしょう。変わりにくい部分もある。
わからないから推測して、試してみる。
試してみて、また結果から、推測する。
いろいろと試行錯誤して、結果としての「SEO」、上位表示
わからないから、試行錯誤して、うまくいったと思われること、うまくいかなかったことをわけて、また試行錯誤する。
その結果として、「SEO」「上位表示」ということになるのでしょう。
アクセスを増やしたいからSEOを行う
ブログやサイトのアクセスを増やしたいからSEOを行う。検索結果で上位に表示されるようにしたい。
こういう考え方、気持ちは、わかります。
その一方で、方法がよくわからないということもあります。だから試行錯誤もしたくなる。
そういう技術の差が、ブログなどの「格差」になっているところもあると思います。
欲しい結果からSEOを考えてみる
多くの人に読んでもらいたい。アクセスアップしたい。サイトを運営している側としてその目的はいろいろあるでしょうけれども、役に立たないことをしたいというわけではないでしょう。そして、参考になりにくいコンテンツは評価されにくくもなっています。
だから、SEOや検索エンジンでの上位表示の基本を押さえつつ、あとは、人の役に立つような情報としてのコンテンツを作っていく。
SEOを行うためのコンテンツ作りではなくて、結果として検索で上位に表示されるようなコンテンツを作っていく。
つまり、役に立つ、参考になるそんなコンテンツを作った結果として、検索エンジンの上位に表示されるようになる。そういうことを目指してみると、SEOが手段として有効で有益なものになっていくのではないでしょうか。
アクセスした側、読者が参考になったと思えるコンテンツに出会えるように、サイトやブログ記事を作っていく。その方法として、SEOを捉えてみると、検索エンジンが何を目指そうとしているのかがわかってくる。
そして、そういうサイトを作ると、結果として、検索の上位にも表示され、アクセスも増えて、訪問者の満足度も上がって、という、検索エンジンとサイト運営者と読者という3者の満足度が高くなる。
SEOや検索エンジンやサイト運営は、こういう方向性に向かって行くと、関係している人たちの満足度が高くなって、より有意義で有益なものになる。そんなことを、検索エンジンを作る側としたら考えるのではないか、とこれも推測ですが、このところの検索エンジンの変化などから思っています。