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良い戦略とは?『良い戦略、悪い戦略』から

 

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このところ、サッカーの影響もあってか、戦略について考えたり、本を読んだりしています。戦略というのは、なんとなくわかってきたような気もするので、今日は、では良い戦略とは何か?について考えたいと思います。

良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

 

本書は、まさにこのことをテーマにしている本です。

 

良い戦略とは?『良い戦略、悪い戦略』から 

 

良い戦略とは?

「良い戦略は、十分な根拠に立脚したしっかりした基本構造を持っており、一貫した行動に直結する。」(p.108)

 こういうことが、良い戦略ということです。

なんだかわかったようなわからないような感じではありますが、まず大切なことは、行動につながっているという点です。

本書では、悪い戦略というか、戦略ではないものについても書かれています。それは、目標だったり、スローガンのようなものは戦略というものではないということです。行動につながっていないとしたら、それは戦略とは言わないということです。

実は、本書は、目次を見るとわかりますが、悪い戦略から話を始めています。タイトルにあるように、悪い戦略を理解してから、では、どういう戦略が良い戦略なのかを考えているという展開です。戦略だと思っていることが、実は戦略ではないということがわかりますし、悪い戦略もわかるので良いですね。 

戦略の基本構造とは?

戦略の基本構造には、以下の3つがあるということです。

1 診断 課題と状況を見極め、診断する

2 基本方針 診断に基づいて、課題にどう取り組むかという方針

3 行動 方針を実行するための行動

戦略と言えるものには、こういった3つのことが備わっているということです。

そして、これらが、目標を達成するものであれば、「良い戦略」と言えるわけです。

第一感を疑う 

では、どうするとこういった「良い戦略」を立てることができるのでしょうか。詳細は本書を読んでもらうとして、一つ紹介します。

第一感、直感は疑えということです。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

 

こちらの本が引用されるなどしていて、第一感について書かれています。

「人間は何かを思いつくと、それを疑いの目であら探しをするのではなく、何とか正当化することにエネルギーを使うようになる。たとえ経験豊富なエグゼクティブであっても、だ。おそらくそれが人間の本性なのだろう。」(p.353)

自分が思いついたことを、正しいと証明したい。そういう気持ちが働きやすいのでしょう。だから、第一感は疑ってみる。そもそも、第一感で解けるようなことであれば、戦略などを考える必要もないかもしれません。直感的に思いついた方策は一度疑ってみる。そういう姿勢がまずは必要ということです。

 

そして、もう一度診断に戻る

そうなると、もう一度診断に戻ってみると、第一感で思いついたことや疑ってみた結果出てきた戦略が合っているのかを考えやすいでしょう。 

課題と状況に合っていることなのか。ここを考えてみると、その方針が適切かどうかが判断しやすいでしょう。

そう考えると、診断がとても大切になってきます。課題と状況を見極められているか。ここができていないと、どうしようもないというか、判断のしようがありません。状況把握が大切だということがよくわかります。

 

戦略が、状況や課題に合っているか

戦略が、状況や課題に合っているか。

大切なことですし、だからこそむずかしいところがあるのですよね。状況は時間の経過とともに変化しますから。 それでも戦略を考えるというのは、無意味ということではないでしょう。方針があるほうが、行動しやすいでしょうから。

 

良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

 

 

戦略のパラドックス

戦略のパラドックス

  • 作者: Michael E. Raynor,マイケル・E・レイナー,松下芳生,高橋淳一,櫻井祐子
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2008/01/18
  • メディア: ハードカバー
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