以前、こんな記事を書きました。
「自分が正しい」をやめると、人間関係はスムーズに行く - ビジョンミッション成長ブログ
もう少しだけ似たような話ではありますが、自分の思考を整理して進めるために書いてみようと思います。
「正しさ」より「より良い」を考えると、仕事も人間関係もうまくいきやすい
「right」よりも「better」
「正しさ」よりも「協力」や「より良い」を考えると、人間関係はスムーズに行きやすいですね、ということを書きました。
仕事でも、きっと似たようなところがあります。
「自分の考えが正しい」と言っていると、お客様にとってどうか、同僚にとってどうかなどが無くなってしまいがちです。(ここで言っているのは、法律を守るとかの「正しさ」ではないです。)
仕事をしていると、AかBか、それともCか、どれが良いかという話になることがあります。そういったときに、自分の意見が正しい、それ以外は全部ダメ、という言い方をする人もいます。
やってみないとわからないから、可能性の高そうなことをやってみると考えるのか、考え方で違ってくるでしょう。
「より良い」は、話し合いから
「正しい」も価値観ですが、「より良い」ということも、価値観なので、何をより良いと思うかは、人それぞれ違ってくるでしょう。しかも、気分や状況では違ってくることもあります。
例えば、昨日は、その企画良いねと言った上司が、プライベートで嫌なことがあったら、今日は、つまらないと言ってきたり、やはり予算の関係で無理になったとか、 あるかもしれません。
それでも、話し合うことからしか、「より良い」は見つけられないところがあります。
批判から入っても、話し合いにはなりにくい
そこで、批判や否定から入ると、よほど人間関係ができていないと、話し合おうという感じにはならないでしょう。
だから、批判ではないところから会話を始めてみる。こういうことが大切というのは、本でも書かれていますし、実際にやってみるとわかると思います。批判から始めると、よほどでない限り、仲良くとはいかないですし、より良いを探そうとはなりにくいですよね。
目的を共有できると、「より良い」を見つけやすい
さらに、目的や目標を共有できていると、「より良い」を見つけやすいです。
スポーツを考えるとわかりやすいですが、勝つとか点を取るといったことを共有しているから、どうやって攻撃するか、勝つために何をできるかといったことを追求しようとできるのだと思います。
目的や目標を共有して、さらに方法もより良いを探ることができる。そうなると、より良いが見つけやすいですね。
これも話し合い
目的や目標の共有も、話し合いということになると思います。
ブレインストーミングのルールを守っていると、話し合いはしやすいですね。ブレインストーミングでは、いくつかルールがあって、批判禁止というのがあります。批判すると、アイデアが出にくくなるから、ということで、そうなっています。
人間関係を悪くしないで、自分の考えを伝える1つのポイント - ビジョンミッション成長ブログ
批判より提案ということになるのだと思います。
「より良い」を、仕事でも人間関係でも作りたいのであれば、こういったことを意識してできると良いですね。
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