今日は、こちらの本をご紹介します。薄い本ですが、考えさせられる一冊です。
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 37回
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ドラッカーの本です。ドラッカーというと、『もしドラ』や『マネジメント』が有名ですね。他にも経営者向けの本などを多数書いています。
こちらも、タイトルに経営者とあるように、経営者が読むと良い一冊ですが、ビジネスパーソンにも参考になります。
5つの質問が紹介されていて、さらにそれらについて、著名な人たちが解説を加えている本です。
ビジネスパーソンにも参考になるドラッカーの『経営者に贈る5つの質問』
5つの質問とは?
5つの質問とは
1 われわれのミッションは何か?
2 われわれの顧客は誰か?
3 顧客にとっての成果は何か?
4 われわれにとっての成果は何か?
5 われわれの計画は何か?
という5つです。
さらに、それぞれに追加質問があります。
それぞれの質問については、自分で考える、自社の答えはどうかを考えてみると、そのあとの行動が変わってくると思います。この質問を考えると良いのは経営者はもちろんですが、ビジネスパーソンも仕事において考えてみると変わってくるでしょう。また、これは、ブログなどのパーソナルメディアでも同じかもしれません。
ミッションとは?
ミッションは、使命などと言われます。
目的と考えるとわかりやすいですね。目的は何か?ここを決めておかないと、どんどんぶれていきやすいです。
ミッションが何か?大切な問いであり、それにどう答えるかで何をしていくかが変わっていくことです。
これは、経営者や企業において大切ですが、個人においても大切でしょう。目的がはっきりしていないと、ぶれていって、なかなか目標を達成しにくいでしょうから。
われわれにとっての計画は何か?
計画は修正して学ぶものとして考えるということが書かれています。
計画どおりに行かないから計画を立てないのではなく、計画を修正してそこから何を修正する必要があるかなどを学び、目標に到達するために計画を立てるということです。だから計画は立てて終わりではなく、そこからが始まりであって、計画を共有する、確認する、フィードバックするといったことが必要です。
われわれ、もしくは自分にとっての計画は何か?考えたいですね。
これからドラッカーを読みたい人に
もともとNPO向けにドラッカーが考えた質問ということです。組織や個人でも考えたい質問です。わたしは、定期的にこの質問を確認するようにしています。そうすると、どこに向かっているのかということを思い出しやすいからです。
タイトルやドラッカーというとむずかしそうと思う人も多いかもしれませんが、110ページぐらいと薄い本ですしわかりやすく書かれています。ドラッカー読んだことないけれど読んでみたいという方、もしドラで終わっているけれど、ドラッカーを読みたい方などが読まれると良い本ですね。
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: 単行本
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