ビジネスパーソンであれば、成果を上げるために、ノウハウを知ったり、スキルアップを目指したりしますよね。
プレゼンの作成方法やコミュニケーション力のアップなどをしたいと思ったり、英語の勉強をしたり、資格の勉強をしたり。
ブログを運営していれば、SEOやアクセスアップ、文章力を磨きたいと思ったり。
ノウハウを知って、スキルが上がれば、成果を上げやすくなります。
だから、情報やノウハウを求める。
目標を達成したいのであれば、当然といえば当然でしょうし、実行すれば、それなりに成果が出るはずです。
短期の壁
ただ、これだけだと、その先に進めないというか、壁を感じることもあると思います。
いろんなノウハウを知っている、スキルもたくさん身につけた。そんなビジネスパーソンであれば、ある意味、能力が高いビジネスパーソンなのだと思います。
しかし、長期的なことを考えると、何かが足りない。
新しいノウハウや方法が出てきたら、新しいものを求める。それ自体は、悪いことではないですし、むしろ、必要な面もあります。
ただ、それらを身につけることは、必要なことかもしれませんが、「小手先」というか、本質的なところではないような感じがしていました。
人間は習慣の生き物
人間の本質は、昔から変わっていない。そんなふうに言われることもあります。
これが本当なのかどうかはわかりませんが、仮にそうだとしたら、長期的に変わらないものを身につけることも、長期的な成果を上げるには、必要なのではないか。
人間は習慣の生き物。
こんなふうに言われることもあります。
習慣がすべてではないですが、大きな部分を占めます。
ノウハウやスキルだけではなく、習慣も自分の望むように変えられないと、さらに短期的な壁を超えて、長期的な成果を出すのは、むずかしいのかもしれない。
そんなことを、10数年前に感じて、習慣化の技術に興味を持つようになりました。
「続けられる人」と「続けられない人」の違いとは? - ビジョンミッション成長ブログ
習慣化の3つのステップ:始める、続ける、やめる
習慣を自分の思うように変えたいなら、「始める、続ける、やめる」の3つのステップ、技術があると良い。
いろいろな試行錯誤をして、そんなふうに考えるようになりました。
始められないと、続けられない。続けられなければ、習慣にはならない。やめられないと、習慣を変えられない。
こういうことです。
では、これらの3つの技術はどうやると身につくのか?ということを、こちらの『1つのことを長く続けられる技術』に書きました。
長期的な成果を考えたら、習慣化の技術が必要
これからも、新しいノウハウや方法、ツールなどが出てくることでしょう。
次に来るのは何だろう?
そんな話を、テクノロジー関連の仕事をしていたりすると、話すこともあるでしょう。
そういうことも大切ではありますが、短期的な話です。長期的なことも考えるとしたら、個人レベルでは、習慣化の技術は、大切なことだと思います。
短期と長期。両方を見据えると、成果がさらに変わっていきます。
この本では、習慣の本質についても書いています。そして、続けられる人が持っていて、続けられない人が持っていないものについても書いています。
習慣化の技術を身につけて、自分を改善する。そういう方法を知りたい人には、参考になるはずです。習慣化の3つのステップを身につけたい方は、ぜひ読んでみてください。