すぐ動き出す『人生は見切り発車でうまくいく』
7月もそろそろ終わりですね。今月は、時間の使い方などを見直すなどしていました。そこそこできたこと。できなかったことがありました。これらは、また改善していきたいと思っています。
時間をつくる3つのステップ。時短に参考になる7冊。時間がないと余裕がなくなるから、時間管理と時短を考える。 - ビジョンミッション成長ブログ
すぐに動き出せるようになると良いですよね。ということで、そのようなことに参考になる『人生は見切り発車でうまくいく』を、今日は紹介します。
動く前より動いた後を考える
「私のいるIT分野でも今、実際にサービス自体を市場に出して反応を見ながら製品を作っていく手法が本格的に広がっています。
失敗をあらかじめ想定し、成功が導かれることを想定したうえでチャレンジする「リーンスタートアップ」手法と言うとピンとくる人もいらっしゃると思います。」(p.37)
動いた後にどうするかを前もって考えておく。うまく行かなかったときのことを考えておく。
すぐに動くときでも、そこまでできると、次も速く動くことができそうです。
- 作者: エリック・リース,伊藤穣一(MITメディアラボ所長),井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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こちらの本で、起業の方法、考え方として、有名になっていますね。
「できない」はNG、「できなかった」はOK
「「できない」ではなく、「どうすればできるのか」と考えよう」(p.77)
やってみてできなかったということは、あるでしょう。しかし、行動する前にできないというのは、始める前から諦めてしまっています。やってみないとわからない、というような準備も全くなしでは困りますが、始める前から諦めてしまうのもどうでしょうか。
やってみて、できなかったのであれば、次に失敗から学んで、経験として活かすことができます。しかし、何もしなければ、学べません。
どうすればできるのか、と考えて、行動する。大切ですね。
人生は「見切り発車」でうまくいく?
これは、どうかは、「うまくいく」ということが、 どういう意味とするかによって違うかもしれません。
失敗も経験と思えるのであれば、見切り発車でうまくいっていると言えるでしょうし、実際にうまくいくこともあるでしょう。だから、うまくいくと言えるとも思いますが、避けられる失敗をして良いということでもないでしょう。
見切り発車の良いところは、経験を増やせることと、スタートが速いので、次のスタートも早くなるというところだと思います。それだけ経験を増やせるでしょう。
成功を増やしたかったら、失敗の数を倍にしろ、というような言葉があります。
チャレンジしなければ、うまくいくことは、あまりないでしょう。だとすると、失敗の数を結果として増やすことになっても、成功が増えるように、「見切り発車」する。だいたいで始めてみる。
そういう姿勢を続けていくと、成功の数が増えていくのだろうと思います。