この1、2年ほどアプリを作っています。
iPhoneアプリ、Androidアプリ。「クラウドアプリ」も作っています。
そんなわたしですが、プログラマーでもエンジニアでもありません。 周りに教えてくれそうな人もいなかったので、ほぼ独学です。
プログラミングも好きというわけでもありません。
それでもアプリを作っているわけですが、
なぜアプリを作るのか、
そして、その楽しさや苦しさ
などについて書いておくと、
これからアプリを作ろうかどうしようかと迷っている人の、何かしらの参考になるのではないかと思うので、書いてみようと思います。
ちなみに、以下がこれまで作ったアプリです。
これまでに作ったアプリ
目標管理アプリ・Goal-List
LinkTouchブラウザー・iOS版。iPhone。iPadで動きます
LinkTouchブラウザー・Mac版
ビジネス書のオススメ・ビジオス
5W1Hメモ帳
プログラマーではないのに、アプリを作る理由。その楽しさと苦しさなどについて
そもそもアプリを作ろうかと思った理由
そもそも、アプリを作ろうかなと思ったのは、
iPhoneやスマホを使っていると、ちょっと不便だな、こんな機能があったら良いけれど、そういうアプリがないなと、そんなことを感じることがあるからです。
iPhone、スマホなどは、機能がないとただの「箱」なので、アプリ次第でできることが変わってきます。
そして、できないことがあると、ちょっとしたことでも不満になって、ストレスが溜まることにもならないこともない。
まあ、ちょっとした不満があったり、こんなアプリがあったらと思うのは、iPhone、スマホを使っていれば、ある人にはあることだろうと思います。
そこで、どうするか?
自分で作ろうかと思い始める
わたしの場合は、目標管理アプリなどが欲しかったのですが、わたしが欲しいタイプの目標管理アプリが一向に出てきそうになかった。
iPhoneを10年以上使っているわけですが、いつか出てくるかなと思っていたのですが、それがなかなか出てこなくて。
アプリ開発会社に頼めば作れるでしょうけれど、それだけのコストをかけて、回収できるのかどうかわからない。
となると、自分で作るかということで、作ってみようかなと思い始めて、調査や作業を始めました。
完成できるか作れるかどうかは、調べているときも、作っているときもわからなかったですが。
そこで、いきなりiPhoneアプリを作るのはハードルが高そうだということで、ウェブのアプリ、サービスを作りました。
目標管理ウェブアプリ・Goal-List(β版)ゴールリスト
Javascriptで作っています。バックエンドは、Firebaseです。
初めてということもあって、結構、時間がかかりました。やはりわからないことだらけだったのと、当時、まだFirestoreがβ版だったのもあって、情報が少なかったというのもありますね。新しい技術は、情報が少ないので苦労します。
そして、時間がかかったのですが、どうにか完成して、これをiPhoneアプリにするかどうか。
これも、むずかしそうだなということで、もう少し簡単なアプリを試しに作ってみようかと思い始めて、LinkTouchブラウザーを作りました。
LinkTouchブラウザー・iOS版
ブラウザー自体は、それこそiPhoneならSafariやGoogleのChromeがあるわけですが、どうにも、ブックマークを表示させるのが面倒で、そうなると検索をするとか、タブで表示させておくというようにするわけですが、いちいち面倒。
わたしは、ウェブをたくさん見るので、ここにずっと不満がありました。ブラウザを使うたびに、もっとブックマークにアクセスしやすくして欲しいと思っていたのですが、こういったアプリ・ブラウザーも登場しません。
なので、ブックマークを初めから表示させるようにしたものを作りました。
下が、その動作画面です。
自分で作ったわけですが、本当に便利でストレスなく、ブックマークから行きたいページに移動できるので便利です。
iPhoneで、ブラウザー自体は、実はそこまで作るのは、むずかしくはありません。
ただ、細かいところで、なかなかできなかったり、思ったようにならなかったりします。こういうところが苦労しますね。
そのときの話は、以下の記事に書いています。
プログラマーではない私が3か月でiPhone/iPadアプリを作った方法。と今さら作った理由など - ビジョンミッション成長ブログ
ちなみに、わたしが読んだ本はこのあたりですね。

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 第7版 【Xcode 10 & iOS 12】 完全対応 (Informatics&IDEA)
- 作者:高橋 京介
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本
8版が発売されるようです。
このあたりを読んで、基本を覚えたところで、実際に作っていきました。
作っていて苦しいこと。苦労するところ
そして、作っていて苦しかったのは、詰まったとき、ハマったときですね。
作りたい機能があって、それを作ろうとして、コードを書いていくわけですが、これでできるはず、これで動くはずというところで、動かない。エラーになる。
エラーの意味がすぐにわかれば、まだ良いのですが、エラーの意味がわからなかったりもします。
そして、エラーの意味がわかっても、対処法がわからないと動くようにはできないわけで、これをGoogleで調べますね。
周りにiOSのエンジニアの知り合いなどがいなかったので、聞く人もいないので、ググります。
たくさんググる
10とか20とか、多いときは100ページほど見ることもあったように思います。何度も戻ったりもしますし
Googleがなかったら、作れていないですし、今も、何か新しい機能を作るときは、Googleで調べますね。
基本的なところは、本で覚えたり調べることができるのですが、細かいところや自分が作りたい機能は、意外と載っていなかったりして、結局、調べてコードをコピーして作るという感じです。
いまだに、サンプルコードがないとなかなか作れなかったりします。
昔作ったものも、コードを覚えていなかったりもしますし、再度作るにしても、思い出すまでは時間がかかったりします。
コードを記録しておく
ということがあるので、最近は、コードのための非公開のブログを作って、そこによく使いそうなコードを書いておくようにしています。
EvernoteやMarkdownエディタでも良いと思うのですが、どこからでも使えるようにしたかったのと、検索などもブログだとしやすいので、コードを書いておくようにしました。
コードのメモをしておくと、あとで使えるのと、再度ググる必要が減るので便利です。
メモ帳アプリでもなんでも良いと思いますが、コードは、機能別などにまとめて書いておきたいですね。
Androidアプリも作ってみたい
わたし自身は、iPhoneもAndoridスマホも使っています。微妙に違ったりするので使っているのですが、Androidアプリも作ってみたいというか、ブラウザを作りたかったのですが、思ったようにできなかった(というか、今もできていない)ので、別の簡単なアプリをまず作ってみようと思って、ビジネス書のおすすめをまとめたアプリを作りました。
ビジネス書のオススメ・ビジオス
こういうアプリはないんですよね。
本では、おすすめをまとめた本もありますし、ブログにもそういうまとめ記事はありますよね。
でもアプリではなかったので、作りました。無料です。
ビジネス書のメルマガを発行してきたので、その中から、おすすめのビジネス書などをまとめました。
これは、ちょうど、去年のゴールデンウィークに作っていました。
iOS版は、10日ほどで完成できたのですが、Android版は、Androidアプリは初めてだったこともあって、なかなか大変でした。
iOSアプリとは作り方が、かなり違うので。XMLファイルなどで戸惑いました。
あと、AppleとGoogleにほぼ同時に申請したので、それもなかなか混乱しました。
時期をずらして、申請すれば良かったなと。
「ハイブリッドアプリ」で作らない、作れない
アプリを作るなら、わたしはiOSとAndroidで作りたいと思うのですが、できれば、手間や時間はかけたくないところです。仕事などもありますから。
そう考えると、ハイブリッド、CordovaやReactNativeなどで作れば、iPhoneでもAndroidでもできるわけです。
だから、そういう方法も調べるわけですが、試してはみるものの、なかなかうまくできなかったです。
Flutterはちょっと挫折しましたし。
多分、作れる人にはそれで良いと思うのですが、作れない人には、結局、ネイティブで作るということになると思います。
手間と時間がかかりますが。
MacアプリをCatalystで作る
それから、LinkTouchブラウザーを、Macアプリにしたいと思っていたので、CatalystというiPadアプリをMacアプリにする方法で作りました。
ここは、ある意味ハイブリッド的ではありますが、コードはSwiftですし、簡単なアプリであれば、なんとかできると思います。
ただ、こちらも、まだCatalystができるようになって日が浅いので、情報が少なかったですね。
その分、申請などに苦労したところがありましたが、iPadアプリとMacアプリの違いなどがわかれば、そこまでではないかもしれません。
LinkTouchブラウザー・Mac版
SwiftUIに挑戦した
そして、5W1Hメモ帳で、SwiftUIに挑戦してみました。
5W1Hでメモを取れるアプリが、iPhone、iPadでなかったので、作りたいと思ったのですが、普通にSwiftで作るのも良いかと思ったのですが、SwiftUIを試してみたら、結構簡単そうだったので作ってみました。
こちらの本を参考にしたりて、作りました。
しかし、これも、細かいところまでの情報がネットになかったりして、それなりに苦労しました。
やはり、新しいものは情報が少ないので苦労しますね。
5W1Hメモ帳
テキスト関連で意外と苦労したのと、Firebaseを使っているのですが、その情報もなかなか見つからず、結構苦労しています。
SwiftUIは、Autolayoutを使わないので楽ですが、まだ情報が少ないので、細かいところで詰まったらどうするかですね。今後、もう少し情報が増えてきたり、Appleがアップデートして機能を追加などしてくれたら、作りやすくなると思います。
また、最近、Galaxy S20を購入して、Androidでも使いたいと思ったので、こちらは普通にAndroid向けにも作りました。
もう少し時間をかけずに作りたかったですが、Android版はそこまで苦労なく作ることはできました。
ドコモ。Galaxy S20 5G(SC-51A)ホワイトを購入。開封写真と簡単な感想、レビュー
アプリを作ってうれしいこと
と、このようにアプリを作っているわけですが、結局、エンジニアではないので、知識や情報がないと苦労します。
配列やオブジェクトで、いまだに苦労することもありますし。
動くだろうと思って、動かすと動かない、エラーになるというのは、もう日常茶飯事です。
苦労します。
ですが、アプリを作ってうれしいこと、うれしいときは、ありますね。
まず、そういった苦労をして、できるようになったとき、動いたとき。
思ったような機能ができたときは、うれしいですよね。
それを作りたくて作っているわけですから。それは、苦労したぶん、うれしいというのもあります。
また、アプリがストアに公開されたとき、うれしいですね。
わたしは、Appleの場合、リジェクトされることが多かったので、余計にうれしかったのかもしれません。
Androidではリジェクトされていませんが、iOSなどは何度かリジェクトされて、再申請を繰り返していたりします。
公開されると、ホッとしますし、これで、ようやく使ってもらえる状態になるので、うれしいです。
そして、使ってもらえたときも、うれしいです。
公開して、インストールしてもらって、アプリを使えてもらえるとうれしいですね。使ってもらえたら、作った意味も大きいですから。
アップデートは、そこそこ行いたい
最近、アプリの機能を少しずつ改善したりしています。
これまでも、ダークモードに対応などもしたのですが、ちょっとした便利になる機能改善をしています。
これで、アップデートをしてくれる人もいるので、そんなアップデートは、今後もそこそこ行いたいですね。
たくさんアプリを増やすと、アップデートは疎かになりがちなので、たくさんはアップデートできないと思いますが。
アプリの開発は苦労が多いが、完成するとうれしい
アプリの開発は、時間もかかりますし苦労も多いです。
しかし、完成すると、わたしはうれしいですね。
自分が欲しいアプリを作っているということが大きいと思いますが、他にないアプリを作って、自分が使うので便利になりますし。
(あるのなら、自分で作らないで、それを使いますw)
それで、使ってもらえるなら、なお一層うれしいですよね。
毎日のように、誰かが、インストールしてくれて、それを使ってくれている。
苦労して作っても、それだけの意味があるかなと思います。
ということで、何かアプリを作りたい人は作ってみると良いと思いますし、わたしが作ったアプリで使ってみたいものがあったら、使ってみてください。
これまでに作ったアプリまとめ
目標管理アプリ・Goal-List
LinkTouchブラウザー・iOS版。iPhone。iPadで動きます
LinkTouchブラウザー・Mac版
ビジネス書のオススメ・ビジオス
5W1Hメモ帳