先行者の利益。
他人より早い段階で始めると、利益が大きいというような意味の言葉です。
一方で、後発の利益、後発性の利益ということもあります。あとから始めたほうが、先行者の知識などを使えるなどあるので、利益があるということです。
「先行する」ことの価値
そう考えると、先行でも後発でも、何らかの利益があるわけで、それをどう利用するかが大切となります。
ただ、個人レベルで考えると、早く始めたほうが、遅く始めるよりは良い面があると思っています。
人生や時間は有限ですから、遅く始めたら、それだけ実現するまでが遅くなります。ずっと死なないでいられたら、ずっと若いままなら良いのですが、そういうわけにはいかない。
だから、先行ということもありますが、早く始める。
良いことは、早く始めたがほうがいい。そういう面はあるでしょう。
中小企業でも同じかも
これは、中小企業でも、同じかもしれません。
なぜなら、規模やお金でどうにかするということが、中小企業はしにくい。
そして、大企業に比べて、スピードに比較優位を持てる可能性があるからです。
「小さい者」にとっての、先行の価値
何が言いたいかというと、小さい者にとっては、先行することには、より大きな価値があるということです。
例え話というかイメージで考えると、ウサギとカメの話がありますが、仮に、カメがウサギよりもっと早くにスタートしていたら、仮にウサギが怠けないでがんばっても追いつけないということはあるでしょう。
スピードの大切さと迷うことの「ムダ」
スピードの大切さをよく言われます。
速度を速くする。スピードアップする。これは、いろいろな工夫がいります。効率化するとか、新しいモノを手に入れるとか、仕組みを改善するとか。
しかし、手を付けるのを早くするには、工夫はとくには必要ない。
ただ、始めればいい。
しかし、わかっていても、始めようかどうか、迷ってしまう。そうやって迷っていることが、時間のムダになっている。
小さく始めること
そう考えると、失敗しても、大丈夫なくらいの小さいことでも良いから、始める。こういうことが大切になってきそうですね。
そして、始めたあとに、どうにか続ける。始めてやめてしまったら、「利益が出る」までに至らないでしょうから。
始めて続けるには、こちらを参考にしてみてください。
なぜ『1つのことを長く続けられる技術』を書いたか?【本・読書】 - ビジョンミッション成長ブログ
グッドタイミングは、続けるものに訪れる
また、たいていのことがうまくいくには、タイミングは大切だと思います。
ただ、何が良いタイミングなのか、悪いタイミングなのか、なかなかわからないですよね。わかれば、そのタイミングで始める、行えばいいだけです。
しかし、簡単にはわかりくい。
そうだとすると、早く始めて続けていると、グッドタイミングが訪れるのではないでしょうか。先回りしておいて続けると、結果として、グッドタイミングになる可能性が高まる。
先行者の利益ということを考えると、こんなことを思います。
良いと思うことは、早く始めて、続けたいものですね。
たぶん、これからの世界では、「幸せ」の価値が、今よりも高まるように思います。ということで、こんなワークショップを開催します。
11月29日(日)第0回「幸せかけ算」ワークショップを開催します
お申し込みはこちら
第0回「幸せかけ算」ワークショップ - ビジョンリーディング | Doorkeeper
自分も周りの人も幸せにと考える人は、ぜひご参加ください!