アウトプット。文章やコンテンツ。成果物。呼び方はいろいろありますが、「生産物」。
これは、インプットが足りないと、良くなりにくいですね。インプットが足りないというのは、質・量ともにの話です。
アウトプットは、質が高いなら、それ一つでも良いかもしれません。ただ、一つのアウトプット(や作品・成果物)で、大きな成果にするには、それだけの「質」が必要でしょう。
アウトプットの「質」は、インプットの量と質に関係しているところがありますね。だから、インプットが足りないと、アウトプットは良くなりにくい。
ということなのですが、もう少し考えてみたいので、インプットとアウトプットについて書いてみようと思います。
インプットが足りないと、アウトプットは良くなりにくいから
最近、わたしは、少しアウトプットの量が増えています。ブログやその他のアウトプットの量が多いです。理由は、いろいろとありますし、それらは、また別のところで書くかもしれません。
ただ、質が伴っているかというと、まだまだなところがありますね。
それは、なぜなのか。
簡単に言ってしまえば、「インプット」の量と質が足りないのでしょう。インプットというのは、経験や知識、その他、目に触れるものなどなどです。
だから、インプットの量と質を改善したいと思っています。
インプットの質を上げるのは、意外とむずかしい
しかし、インプットの質を上げるのは、意外とむずかしいところがありますね。経験の質を高める、と考えても、それが高いのか低いのか、なかなかわからない。むしろ、自分次第のところもありますから。
それと同じように、情報や知識、インプットも、質を高めるというのは、意外とむずかしい。「良い経験」をすれば、それだけ上がりやすいというのはあるでしょう。ただ、良い経験は、そう簡単に経験できるものでもない。
ちょうど、あと1カ月ほどで、オリンピックです。きっと、オリンピックのような経験を積むことができれば、それは良い経験でしょう。だから、そういう経験を求めるというのはあります。そうは言っても、それは選ばれないとむずかしい。
経験、知識、情報などの質を高めるのは、なかなか簡単にできることではなかったりしますね。
だから、どうするか?
だから、どうすると良いか。一つの方法は、量を求めることでしょう。質はあまり考えないで、手当たり次第、インプットの量を増やす。
情報や知識、経験、人の話などなど、好き嫌いとか考えないで、どんどんインプットしてみる。気になったことを、貪欲に取り込んでいく。
その中で、これはおもしろいとか、インパクトがある、影響力が大きいと思えるものを追っていく。追っていくことで、その経験なども、またインプットになることでしょう。
インプットの量を増やして、選択眼を持つ
だから、インプットの質を高めるために、インプットの量を増やすと、判断がしやすくなります。 というのは、質の高さは、比較するとわかるという面があるからです。
アウトプットの質を高めるために、インプットの量を増やす - ビジョンミッション成長ブログ
以前、こんなことを書きました。
インプットを増やして、比較すると「質」がわかるようになっていく。
それらに加えて、インプットの量を増やして、追求していくことで、質も高まるところはあるでしょう。
たくさんのインプット → 良い物が選別できる
インプットを増やして、こういう経験ができる。
要は、「選択眼」を持つことができるようになる、ということだろうと思います。
「選択眼」を磨いていく
そうやって、選択眼を磨いていくと、質もわかってきやすい。そうなってきたら、結果として、アウトプットを改善しやすい。
こういう面はあるでしょう。
そういう意味で言うと、アウトプットの量を増やすのは、「選択眼」を磨くためというのはありそうです。
ただ、選択眼が磨かれると、つまらないものがわかってくるので、量を減らしたい気持ちにもなりますが。まあ、それはそれで、質が高まったと思うと良いのかもしれませんね。
「質」を意識して、インプットもアウトプットも考える
選択眼を磨ければ、質の高い・低いは見分けられるでしょう。
だから、質を意識して、インプットもアウトプットもしたいものです。ただですね。アウトプットの質を上げるのも、そう簡単でもないですね。
選択眼を持ったからといって、アウトプットの質がすぐ上がるわけではない
たとえば、おいしい・まずいを見分けられる舌を持っていても、すぐに美味しい料理を作れるわけではありません。やはり料理の腕を磨かないことには、美味しいものは作れないでしょう。
「選択眼」を持ったら、そこから、アウトプットの質を高める技術を身につけて、磨いていく。こういうことも必要になりますね。
文章で言えば、おもしろい文章が何かがわかったら、そんな文章を書けるように、書いていくということです。
アウトプットも、量でしょう
選択眼があるとしたら、アウトプットも量でしょうね。
良い・悪いもわかっている。
もしそうなら、アウトプットしたあとに、自分でどこが良くて、どこが悪いか、「ツッコミ」を入れられるはずです。
そうやって、良い・悪いを選別することを繰り返す。そして、あまり考えなくても、良いものを生み出せるようになる。それには、繰り返し、アウトプットする、生み出す。初めは、凡作でも、それらを改善していく。
量を積み重ねて、質に到達する。
こういうことでしょうね。
「練習」が自分を支える
一流のスポーツ選手は、「練習」の虫というのは、よく言われますよね。
練習が、自分を支えている。そういことがわかっているからでしょう。もちろん、ただ練習すれば良いわけではなくて、頭も使うということも求められると思います。
自分にどんな練習が必要なのかを考えて、それを行う。そういう頭も必要というか、そういう選手は、クレバーな選手なのだろうと思いますし、そういうのが苦手というか、一人で考えるのがむずかしい選手は、コーチをつけて、教えてもらうというのがありますよね。
コンテンツとは?
SEOや本などで「コンテンツが大切」という、コンテンツとは何なのか?
こういうことを考えてみる。インプットやアウトプットのことを考えてみると、「コンテンツ」とは何か?も見えてくるところはあるでしょう。
まずは、「質」が関係しているというのがありますよね。 量を増やして、比較して、選択眼を磨いたら、「質」がわかってくる。良い・悪いがわかってくる。
まずは、そういう関係が、インプットとアウトプットと、コンテンツとはあるでしょう。
そうなると、「コンテンツとは何か?」も見えてくるところはあるはずです。この記事では、インプットやアウトプットの話なので、それは、また別の記事に書きたいと思います。
まとめ:インプットが足りないと、アウトプットは良くなりにくいから
簡単に、ここまでのことをまとめると、以下のような感じですね。
・アウトプットを良くするには、インプットを改善したい
・インプットの量を増やして、選択眼を磨く
・アウトプットの改善も、質を意識しての量
言われてみれば、当たり前なのかもしれませんね。ただ、結論はそうかもしれませんが、そのプロセスや狙いなどを理解した上で、こういうことは実践しないと、単に量をこなすということになってしまい、あまり質につながっていかないというのはありますね。練習の意味を理解して、練習するのと、単に言われたことをやるのでは、全く違ってくるでしょう。同じですよね。
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