もっと時間があったら、と思うことはありますよね。
とは言え、基本的に、1日24時間なので、これは増やすことはできません。
そんな中で、自分の時間を作りたいとしたら、いろいろ工夫してやっていくということになりますね。
この記事では、その考え方や方法などについて、簡単にまとめておこうと思います。
「自分の時間」を作る基本的な考え方・方法8つ
時間は「増えない」から、行動を工夫する
当たり前で大切なことですが、時間は増えません。1日単位で考えれば、とくに増えることはありませんね。
そんななかで、1日のうちに自分の時間を作りたい増やしたいとしたら、いろいろと考えて、行動を工夫することでしょう。
時間のやりくりというよりは、行動や方法を工夫する。行う順番を変えるだけで、早くできたりもします。そういう工夫をするということです。
人によっては、これはできない・できる、あると思います。それでも、自分ができることを工夫していく。これが大切で、少しでも時間を作るということを積み重ねると、それが自分の時間になっていきますね。
「何に時間を使うか」を決める
そして、できた時間で何をやるかを決めておくと良いですね。仮に時間を作っても、「余った時間」は、たいていなんだかよくわからないことに費やされて過ぎていってしまいます。
何に時間を使いたいか。これがはじめに決まっていれば、仮にそれを行わないにしても、そのために、他のことを行う際に時間を有効に使おうと思うようになりやすいです。
ジョギングを始めたいから、その時間を作るために定時に退社しようと思う。
ともかく、時短したい。
だと、前者のほうが、時短しようとか、仕事を速くやろうという気持ちになりやすいですよね。
やること・タスクを減らす
そして、これが一番効果的ですが、やることを減らすことですね。
自分の時間がないという人は、たいていやること・タスクが多いものです。自分がどれだけのことを一日でやっているかを記録してみると、それはわかります。Tooglなどで、自分の行動を記録してみると良いでしょう。
そして、不要だと思うことは、やらない。減らす。
これが、自分の時間を作るには、効果的です。
しかし、どれも大切と思うかもしれません。そうなったら、次のステップです。
自分にしかできないことをする
自分にしかできないことを優先する。他の人でもできることは、他の人に頼む、任せられるようにする。不要なことを減らすには、こういうことですね。
ドラッカー氏は、やらなくても良いかもしれないと思うことは、一旦こっそりやめてみて、問題が起こらないかを確かめてみるというようなことを言っています。そうすれば、不要か必要かわかるということです。仕事でこれを勝手に行うのはむずかしいかもしれませんが。
自分にしかできないことをするというのは、他の人に頼めることは頼むということです。資料をまとめるのは、自分でなくても良いなら、他の人にやってもらう。その代わりに、自分がやったほうがいいことは、やるというのもありますね。
仕事に早く手をつける
また、仕事に早く手をつけるというのも大切ですね。
結局、締め切り間際になって始めると、なんだかんだと、足りないものがあったり、締め切りが気になって、良いものができなかったりもします。
早く手をつければ、そのぶん、早めに終りになります。
もちろん、そして早めに終わらせたら、決めておいた「やりたいこと」を行います。そういう意味でも、自分の時間を作って、何をしたいかを決めておくのは大切ですし、逆に言うと、やりたいことがあるから、時間を作るという考え方は、やはり有効ですね。
集中時間を増やす
集中すると、仕事や作業は速いですよね。逆に言えば、集中できないと、時間がかかる。効率的ではないので、時間が過ぎていきます。
何かを行う際には、そのことに集中したいものです。
『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』ゲアリー・ケラー(著)ジェイ・パパザン(著):ビジネス書の書評・知識をチカラに
効率化を考えるなら、やはり、マルチタスクよりは、シングルタスク、一度に一つに集中したいものですよね。
邪魔が入らないようにする
集中するために、邪魔が入らないようにするというのも、必要でしょう。
せっかく集中して調子よく進めていても、中断してしまうと、戻るのに時間がかかったりします。だから、邪魔が入らないような環境を作る、時間帯を作るというのは必要ですね。
それは、人によっては、なかなかむずかしいというのもあると思います。
個人的には、電車の中などは、結構集中できたりします。適度な騒音があるからでしょうか。カフェなども集中しやすいという人も多いですよね。
集中タイムを、周りに宣言するなどもあると思います。
邪魔が入っても、すぐに集中に戻れるようにする
そして、邪魔が入っても、すぐに集中に戻れるように工夫するというのもありますね。
わたしの場合は、中断する前に、その途中からすぐに取り掛かれるようにしています。思い出せるようにしておくという感じなのですが、たとえば、人に話しかけられて、中断するにしても、次に戻ってくるところを考えてから、中断するということです。
文章を書いているとしたら、「戻ってきたら、ここから書く」と思って、中断する。そうすると、何も考えないで戻るよりも集中を取り戻しやすいです。
自分の時間を工夫してつくる
自分の時間は工夫してつくる。こういうことを意識して行っていると、作業効率などが違ってきますよね。そして、その結果として、自分の時間を作っていけるのだと思います。
ちょっとした時間も大切にする。そんな意識でいることが習慣になって、「時短」が簡単にできている。そうなると理想ですね。
他にも、仕事のムダを削るための考え方や方法は、こちらの本に書きました。興味がある方は読んでみてください。
何かを続けたい、習慣化について興味がある方は、こちらをどうぞ。