コーチングやコンサルをしていると、やる気の話になることがあります。
「やる気が出ないのですが、どうしたら、やる気が出てくるでしょうか?」
こんな話です。
やる気になる方法。簡単な方法は、こういった方法があるでしょうし、他にもあるでしょう。
ただ、「やる気」よりも「行動」が大切です。
「やる気」より「行動」が大切な理由
行動するとやる気が出てくる
なぜなら、行動すると、やる気が出てくるからです。
動き始めると、脳が活発になってきて、やっていることを続けようという気になってくる。
だから、やる気が出ないときは、簡単にできるちょっとしたことを始める、もしくは習慣になっている考えなくてもできることを始めると、やる気が出てくるようになりやすいです。
やる気がないときには、行動すると、やる気が出て来やすいということです。だから、「やる気がない=行動できない」と考えるのではなくて、「行動すると、やる気が出てくる」ぐらいに思っていると良いでしょうね。
行動しないと、やる気があるかどうかは他人にはわからない
また、行動すると、他人にもやる気があるのだなとわかります。
言葉ばかり威勢が良く、「がんばります!やります!」と言っていても、行動しないことには、「やるやる詐欺」というか、ほんとうはやりたくないのではないかと思われてしまいます。
他人からしてみれば、他の人の心の中や気持ちはわかりませんから、行動しないということは、やりたくないと思われるわけです。
他人は、意外と言葉よりも行動を見ているものでしょう。自分のことは、逆に、言葉や感情のほうを大切に考えがちかもしれませんが。
やる気だけでは、成果は出ない
さらに、やる気がいくらあっても、行動しないと、成果は出ないでしょう。
やりたいと思っているだけで、うまくいくなら、良いですけれども。
だから、実行が大切 セミナーとか本などには、行動が大切などと言われます。ただ、単に行動するよりも、実現するように行動する。実行することが大切でしょう。 そして、実行とは、質の高い行動なのだと思います。
モチベーションより大切にしたいこと。行動と実行の違い - ビジョンミッション成長ブログ
さらに言うと、行動よりも実行ですね。
目標を達成できるような行動をする。こういうことがないと、いくらやる気満々になっても、あまり成果にはつながらないと思います。
そういう意味で、「意識が高い」だけでは、あまり現実は変わらないというのはあります。
やる気を出すよりも、アイデアを出してみる、というのもあり
また、どうしても行動したくない、やる気になれない。そういうときには、アイデアを出してみるというのもありではあります。
これはうまくいきそう、うまくいったらすごい成果につながる、そういうアイデアが思い浮かべば、俄然やる気になりますよね。実際に、そんなアイデアが思いついたなら、すごいことですし、実行して、実現できれば、すごいことでしょう。
そうは言っても、そんなやる気がものすごくアップするような画期的なアイデアが簡単に出てくるかというと、なかなかむずかしいでしょうから、やはり簡単にできることを行うようにしたほうが、動き出しやすいと思います。
やる気よりも、行動。行動よりも実行
やる気が大切。それは、間違ってはいないと思います。やる気がないより、やる気があったほうが、自分の力を発揮できるでしょう。
しかし、だからといって、やる気がないから行動しないとなってしまうのは問題でしょうし、やる気は行動することで出てくる面もあります。
そして、他人から見れば、やる気というのは、行動で判断されるものでしょう。さらに、質の高い行動をすることで、成果にもつながります。
だから、やる気よりも行動、行動よりも実行。こんなふうに考えてみると、やる気があまりないときでも、行動していくことで、やる気や成果も変えて行きやすいはずです。